JBL 4425

AMP交換

2019-8-10
あれから大分時が経過した。このスピーカは大出力AMPでないと、生かせない。音が鉛筆で言えばHに成ってしまう。私には寂しい音。
一時期、SANSUI AU-D907F Extra Sansui にしては音が柔らかで、とげとげしさがないが、パワーがあり、JAZZに向いている音作りだと思う
同じ607だと、生き生きとした感じにならない。だが、DCバランスがダメになり、、この時は体力がと言うより半身不随の後遺症で左が思うように
行かないので、諦め、SONY TA-F555ESXに交換、電源トランスが左右別なので、重い、持ち上げられず、一番下に置いた。
カタログのパワーはAU-D907F Extra が130W+130W(8Ω、10Hz〜20kHz、THD 0.003%)、SONY TA-F555ESXは120W+120W(8Ω)だが6オームだと
150W+150W(6Ω)と余裕だ。つまり、ほぼ、同じ、実際、音質はSansuiより繊細な音もでるが、馬力もあるので、一般的にはこちらが好まれるだろう。
IBLとの相性も良いがJBLらしさはSansuiの方が合う。特にJAZZとなるとSansuiだ。Sansuiもアルファーに成ると他社との関係もあるのだろ、Sansui
の特徴、癖とも言えるが、薄らいでいるのが残念。

さて、しばらくぶりにPionner の A-150D 低負荷に耐えるPowerのあるヤツを入手したので、コレはメインにDS-501 このSPも結構Amp を選ぶので
これを素直に聞きやすくしてくれる。
そこで、フト4425ではどうなるんだろう? 
4425は中高音に妙な癖がある。ただし、Jazz、ロックでは出ないのだが、クラシックの小編成のものでヤヤ??な音がでるので、
高域をおとなしくしてくれる、A-150D ではドウなのか?と...。
結果は残念!
鉛筆で言えばBFになったような感じ、ボヤーとシタ部分が綺麗に鳴るのだが、サミシイ音に鳴るのだ。
比較するモノが無ければ問題ないのだろうが、色々あると...。
残念ながら、元のAU−D907F Extra が一番合うようだ。

JBL 62T + SANSUI SP-G88 −−AU−9500(改)も似たような問題が...。
これ以外のAmp だと AU−D907F Extra では華やかさが薄まる。
つまり、現状がBestな組み合わせ。

実に微妙なのだが....。
Jazz が 装置を選ぶのか? と思う位である。
つまり、確かに、問題なく聞かせてくれるのだが...。魅力がナイのだ。極端に言えば、Jazzを聞きたいと思わせないのだ。
クラシックでも似たような問題が出る。JBLだと聞きたい!と思わせないのだ。マッタク!なのである。
Ampでもこんな違いが出るのでは...。何を基準に選べば良いのか分からなくなる。
Pionnerの大きなSPを持っていないので、企業のイメージが良くわからない。どうも、一貫性が無いような気がする。
SANSUIもアルファーになってから、無個性的になったと聞く。SP-G88 も似たような 日本的優等生!
ある程度大きな音で聞くとここら辺が問題になってくるようで.....。
全ジャンルの音楽を聴いてそれらを総て満足させる装置を作るのは難しいようである。

インターネット検索するとこのページが最初に出てくるようなので、私的にはココは枝葉な訳で...
本来的には 
http://xtdog.com/audio/  がルートで
http://xtdog.com/audio/SP.html がスピーカのルートなのだが...。


今までの国産のSPと比較すると...


上左から Diatone DS−66EX(27cm) JBL 4425(30cm) Tecnics SB−MX7(32cm)
下左から Sansui SP−G88(32cm) Diatone DS−501(32cm) Diatone DS−77HR(31cm)

4425 は MX7より有効直径がやや大きい、日本では直径がセールスポイントに成っていたようだ。
他メーカより大きいと...。

ATTが2つあるが、どうも、ネットワークで少々複雑な事をやっているようだ。
ウーハの止めネジが四本と日本のものと比べ半分である。しかも、ネジを外すと簡単に取り外せる。
日本のは結構大変、MX7はまだトライしてないが...Sansui のSP−G88は簡単ではない。今のところ外せていない。
Diatone のも荷物用カッターを隙間にいれカナズチでたたきながら回して約30分の格闘の末外せた。接着剤でくっついている訳では
ないのだが...隙間を埋めるスペーサーの材質なのだと思う。JBLのは硬い。
外観の作りはJBLのはヤワである。箱も日本のモノに比較すると安っぽい。中の吸音材も少ない。ネットワークはむき出し。ウーハの真後ろ
にあるから直接的な音圧がないと考えたのだろうか?それとも、作りやすさのため?良くわからん。

コーン紙は日本のものはカーボンやケプラー。ハイテクだ。
4425も MKUになってカーボンを混入に強度をはかったが...、音質重視?なのか..。

箱の強度は この中では DS−501が弱い。 4425はこれと良い勝負?と思う。無論補強はされているのだが..。
Sansui の SP−G88 が最強! しかし、Sansui はJBL と提携していたのに..このスピーカは クラシック向け..。
Jazzだともったりした感じに成る。 Jazz だと 4425 に軍配。 
クラシックだと MX7、DS−77HR、 501はポップス向け と思う。 66−EX はウーハが小さいからか、スピード感抜群!
人気が今一なのは、あまりにも切れすぎるから?逆に言えば余韻が少ない。 ロックに良い。耐入力も大きいし...。

Miles Davis の Tutu を聞いた....。今まで。余り好きにならなかったのだが、これは良い。
62T+SP−G88 も悪くはないが...、好きになるのには今一歩何かが足りない。
所が、これにすると、何かは分からないが、聞き入ってしまう。
JBL は Miles が好きなのだと思った。
では、Jazz 以外だと...、007の Madonna が歌う Die Another Day だと、ヤヤ濁ってしまう。 これは 62T+
のほうがスッキリする。低音が少し上にあり軽い感じがするからでは...、62T+ は G88 の重量感ある低音がすごみ
を発揮する。Diatone の HS−77HR の低音は輪郭がはっきりし体にたたきつける。 4425だとチト遠慮がち...。
多分コーンの腰が比較弱いのだと思う。 007 は HS−77HR の勝ちだね。
クラシックは....
Flippa Giordano の 清らかな女神 を聞くと...さすが Voicing のJBL と感じさせる。 ツイータ  が1.2K から受け持っているから
だと思う。 音声帯域 の重要な 特に女性のソプラノだし...そこのトコロが合っているのではと思う。
私が 武田清一さん
( http://homepage2.nifty.com/nagataya/campen/Cafe%20Sings.html )
 の影響で良く聞く様になった 女性ボーカル も当然良い。

Sarah Brightman のFueurs Dumal は単独で聞くと問題ないが、やや低音の腰が弱い。
DS-77HRはこの点良いが、低音の量感がモウチョイ足りない。もう一台足したくなる。
65T+だとキラビヤカさ、地鳴りのような低音、音の馬力、文句ない。

つまり、完璧なものはナイ!何を聞くか!?の問題である。
一本に絞れない....のが残念である。

追加:
クラシックでも交響曲でなければ、低音が豊かな関係で、結構聞ける。無論大音量でない方が良い感じである。
割とJBLらしさが押さえられ、近代のSPへのホップ的な製品なのだと思う。その後、結局このホーンは徐々に消えていく。
もう少し、高音が...と思うのだが、ソウするとバランスが...

手持ちのKenWoodの型名は分からないが、多分個小型スピーカのものと思われるが、ソフトドームである。
Diatoneに使っていたときはヤサシイ音だったが...。
簡単に2.2μをシリーズに入れただけで4425にパラレルに...。意外にも、高音がエラク強くなる。
しかも、かなりとがった音で...。4425の高音を最大絞ったが...まだ、強い。ツイータからそんなに出ているとは思えないが
ヒョットスルと4425のネットワークに何らかの影響が...
低音もが締まって、ブルブルと来るのは嬉しいが、高音がキラビヤカ過ぎる!

取りあえずの実験だから、箱はオンパックスの空き箱。ダンボール、対角線にネジ止めしただけ、何分、高音だからね。


マグネットは結構大きく、素性が良さそうだったが...。えらくトガッタ高音になった。よく言えば、切れすぎ。
それに引きずられ、音声も輪郭はっきり!潤いがない。画像で言えば、アンシャープマスクのやり過ぎ!といった所。
コンデンサーを1μにしてみようと思うが...。手持ちがないから...、3.3をシリーズにと思って居る。

探したら、2.2μFのケミコンがあった。で直列にし、1.1μFとし、やってみた。モウチョイキツイ気もするが、
4425の高音のATTが12KHzで−3dBとした。もうチョイのような気もするが...
これ以上小さくすると...、あとは直列に抵抗をチョイ入れるくらいだね。
一応聴けるレベルになったので...。
Hayley Westenra の 歌声の高音がキレイに出るかどうかだ。
ま、一応のレベル..。アトはより高音に強いものに...DS-32BMkUがあるから、これを...と思う。
このツイータは30kzまで出ていることに成っているし....。
ま、それはマタのこと。      いまのもソウは悪くないから...。



しかし...翌日には交換。
Diatone DS−32BMkUのツイータ!製造年代も近いのと、同じ金属製。材質は多分同系のジュラルミン。
聞いた感じでは,画期的とは行かないが、違和感が少なく成った。
ま、これ以上は4425を換えないとと言うことになる。あとはモウチョイ良い支えにすることだ。あとコンデンサーが電解だし...
そこら辺で良いところだろう。

ATTは絞らない方が本来の4425に近い、+チョイ高音が出ると言った感じ。
ジュリー・ロンドンがやや子音が強く感じられるのは、仕方がない....。
ATTの調整はモウチョイ時間がかかるかも..。


追記:

中にニードルフェルトを入れた、90*70 位
少しは低音が引き締まった?
しかし、まだまだ、低音のレベルが高い!フト思いついた、チト気がつくのが遅いが...。
中音のレベル 2kHz のレベルを変えられるので、+2dB最大 にした。 高音は 12kHz で −1.5 dB
+(一応)スパーツイタ(1.1μFを直列に)で、取りあえず良いか...。
低音が出すぎで苦労するとは...TANNOY M20 よりしんどかった。 重いからね...。

でも、曲によっては出過ぎになる。が...。低音はSFGテクノロジーの磁気回路なので、歪みが少ないハズ...。
Diatone とどっちが少ないかは、分からないが...。foはやや高いように思う。
DS−401が低すぎと言う説もあるが...。
個人的には foが 5Hz 位で有って欲しい。マグネットは 今の2〜3倍くらい無いと駆動出来ないかも...だが、
だが、実際は音量を小さく聞くので、DS−261かSX−3U改 を多く使っている、 BGM 的に聴く事が多いからでもある。
真剣に聞くのはほんのわずかだから...。
ま、それほどに聞きたい曲がないと言うのもあるが...。
大音量で聞くには4〜5台で聞けばそれ相当の音量が出る、ただし定位がボケルが、大音量で聞く音楽はオーケストラや映画音楽
だから...。問題ない。
ヴォーカルは大音量で聞くべきではナイと思うし...。まだ、その点では4425は中音がぼけ気味...音源のセイかな?
その昔、映画で美女を撮るトキにはボカシを入れていた。しかも、カナリ!
音声もカラオケでも使われているエコーが掛かる事が多いと思うので....、判断が難しい。
ま、音楽というモノはリアルな音を録音しているわけでもないし...。
と考えると、巨大なスピ−カを持ち込む、お金持ちはどんな感覚で聞いているのだろう?
大体、私の所でも表面素材が音響的には石膏ボードでその裏はグラスウールが入っている、木造建築だから、
低音がシッカリする、コンクリ、または石で出来てはいないから、低音がビシとするにはチトヤワだとは思うが、
45畳で天井の高さ2.7m、天井も石膏b−ド+グラスウール、問題は床、が1.8cm厚のベニア+ビニール床材だから..。
ま、それなりである。
大きい装置は劇場で使うモノだと思う。

ま、ここらが私の限界だろうと思う。
Jazzは確かに生き生きして聞こえるのはさすがJBL...。イージーリスニングは今一、クラシックも小編成ならTANNOY
大編成ならMX7、HD−77HR というところか...。

さて、問題はCDの録音レベルに及ぶ、24びbit で 20、000、000Hz(20MHz)のサンプルでやって欲しいものだ、
CDは諦め、ブルーレイで...。

しかし、何十万もするCDプレーヤ 理解出来ない。 ない情報をだそうなんてナンセンスだ。
CDを再生させるにはパソコンのCD装置でもマッタク問題ない。ま、不満だらけだが...。
価格を考えるとナンセンス。

ま、現状の技術では、ここら辺が限界のようである。

良い音楽...。これも難しい。YouTubeで一部だが確認出来るのは少し助かっている。
昔は、1,2年に一度見つかれば良いとこだったが、今は、1,2ヶ月に一曲..かな?

評論家の好みが問題で..。PCMjazz喫茶で良いと言われたもので、ソウだと思ったモノがナイ...
実に残念である。

おっと...方向が違った。

他と比較して、ややTANNOY M20 KEF104 に近い低音である。
個人的にはDiatoneの上を行く強烈なソリッドでズシンとくる低音だと思って居たのは、外れた。
ホーンの音もモウチョイホーン臭さが合ってもと思ったが、これも...、確かにサックスは良い響きであるが..。
もう一度、ホーンの周りに防音材を巻き付けてみようと思う。さて、それは、イツのことか...。

やっぱり、気になると...、40cm*90cm 程 を 四っ に折り ツイータの後方に入れました。
ヤット...チト入れすぎ?チョウド...難しい。
中音のレベルを 0dB に変更、 1940年代の Jazz を聞く。
曲によって、まだ出過ぎ、チョウド、少し不足... となった。
また、しばらくは...。
しかし、高音は忘れていたが、..つまり、マッタク気にならない。多分丁度良いと言うことだろう。
アトはモウチョイまともな箱に入れる頃だ。
聞いたのは、Jazz The Best Of Best 三枚組
2枚目の 1940s 

1: Miles Davbis −− Billie’s Bounce
2: Charlie Parker −− Night In Tunisia
3: Chet Baker −− I Fall In Love Too Easiily
4: Thelonius Monk −− Round Midnight
 など....。 PDF 参照

Jazz を 上手く聞かせるのは やはり JBL だと思った。

ただ、Monitor だからか..録音の善し悪しが良くわかるのは....。


Miles Davis の CDを入手。
買ったのは 死刑台のエレベータ
My Funny Valentine
Miles Davis All Stars Vol.2
は借りた。

やはり! JBL はマイルスが好きだ! 

私は結構マイルスを遠ざけていたのだが、それは、Diatone や JBL 62T + SANSUI SP−G88 では
今一、艶っぽくないからで、そんなに良いか?と首をかしげていたからでもある。

しかし、この 4425 吸音材をかなり入れたが、ヤハリ良い。

マイルスの信者は多分 良いJBL で聞いたのだろう。

無論、マイルスに限らず、Jazzは良く鳴る。 Jazz を聞くには JBL が一番合う。 と結論付けたい。

本格的にJazzを聞き始めたのは Diatone の DS−32BmkUからである。 何の曲か覚えていないがピアノの
響きがかなりリアルに感じたからである。
ま、それまでは、小さいスピーカで聞いていたのだから仕方が無いとは思うが...。
それまでは、BGM的に聞いていたに過ぎないわけだし...。

AMPはSANSUI しかも、Powerの有るやつ。

AU−9500は 85W*2 なのだが、Tr、コンデンサー等を交換したからか、 150W級 AMP 以上の馬力がある。
次は AU D907F Extra これも 部品を交換したが、Tr は 互換のモノを使った。そのせいか、比較すると、ややモッタリ。
だがいまはこのAMPに繋いでいる。
その方が聞きやすいからである。ホンのチョイだが...。

さらに追伸:

4425 は他のスピーカと違い いじりがい がある。

ツイターの追加でも、低音をカットするコンデンサーの容量、種類によって、少しずつこちらに向いてくれる。
更に、低音の処理に吸音材を入れたが、入れる量、入れ方により響きが違ってくる。
私好みはカチッットして低域まで伸びている。ボワーンとしたのは苦手である。
多分100Hzで3dBほど落ちていると思うが...、より低いところは、変わっていないと思う。
高域も10000Hz位からDaiatone のしかも少々古い DS−32BmkUのモノが運良く合っていた。
KenWoodの ソフトドームは 意外と合わなかった。
中音は チョト特殊な 構成の アッテネータ&クロスオバーネットワークだが 、 アッテネータが 



ちと見にくいが、MD Frequency Level dB@2kHz High Frequency Level dB@ 12kHz

写真は左チャンネルのものである。

まだ、完璧とは言えないが、かなり近づいてきた。

最初に鳴った時はサテ...と思った。低音がボワーンとしていて、高音が高いところで歪んでいる と思ったからである。

低音は残るは防塵ネットを取り去る事であるが、猫が少々気になる。センターキャップがヤワなのである。

このネットを取るとこもった感じが大分軽減され、スッキリした音になる。

ま、わずかだが....。

問題は他にも...。部屋の定在波、記音の変化、湿度の変化、いずれも難しい。

このスピーカ、良い録音は良く、悪い録音は素直に出てくる。 ホーンに関係している部分である。

ま、一番の問題は音源の音楽がどう録音されているのか?

デジタルリマスターが良いとは簡単に言えない。

超高級志向の人達は超高価なケーブル云々と最近その手の特集をした雑誌もあるが...。

私には理解出来ない。この4425はベルデンの普及品を使っている。スピーカターミナルの穴が小さいからである。

中の配線も同じような材質の線が使われている。

私の頭を悩ますのは、部屋の問題である。吸音材を大分買ってあるから、これをドウ使うか?

あと、体力問題だが、部屋のレーアウト、現在はスピーカと向き合っている机があるが、コの背中と足下には寝具、カーペットで吸音しているが

低音には無抵抗である。はてさて...。

一般には超低音をカットと言うのが常識だが...、雰囲気が消える事になる。

特にライブモノは寂しくなる。

大音量を諦めるべきだが、ついたまには出したくなるものである。少々困った事だ。



2012/4に KenWood LS−990AD のツータに交換。コレはマグネットがDiatone DS−32BMkUのツイータ
より随分大きい。多分能率が良いと思ったが、やはり...。後日、セメント抵抗10W3オームを入手し直列に、
コンデンサーもスチロールの1μFを直列に、コレで大分良くなった。8/10の今日まで問題を感じない。
音質はより洗練されJazzの好みから少し変わり、やや万能になった。
いやな高音がほとんど気にしなくて良くなったLS−990ADのツータが46Khzまで伸びているからだろう。

特にボーカルはほとんど問題ない。
4425本体は何も手を加えていないのだが....
サスガ、クラシックは少々物足りないが、まあ聴ける範囲になった。いやな音がほとんどしないのは良い。
問題はチャント箱に入れるべきなのだが、トラブルがAudio以外でイロイロ有るので、やっていられない。
まあ、高音は箱を必要としないから、音質的には問題ないのだが...。


2013/02/08
少々やけくそで、クラシックをこれで聴いた。ラフマニノフのピアノ協奏曲である。
ボストン交響楽団 小澤征爾指揮 のものである。
いTuneで買ったのだが、これをキチント鳴らせない。MX−7が本命と思っていたが、どこか違う気がする。
DS−77HRもDS−700Zもこじんまりして迫力がない。なぜ??
意外とがんばったのがSANSUIのSP−G88だが...もうチョイ...。
で、やけくそでこのJBL...。アレ...。良い!
満足なレベルである。空気感もあり、当然だろうが、ピアノが生き生きと鳴る。
たぶん、ツイーターの貢献が大きいのだと思うが、中音のホーンの切れ味が基本にあるのだと思う。
しかし、今まで、4425はクラシックが良くならなかったのに...。交響曲は弦が中心だから...、
しかし、ピアノ協奏曲は、ピアノ中心、しかも、この曲は激しい、感情を全身でぶつけるかのような曲。
つまり、オーディオ的にアタックが重要になる。これで、
AU−907F Extyra + JBL4425 + KenWood LS−990AD のツータ
が有効な働きをしたことになる。
納得だが、MX−7 は少々....。どうも、JBL、SANSUI 意外は このアタックをあまり重要視してないのか
と思わざるを得ない。
音楽のジャンルというより曲、演奏家により装置が決まるようである。

2014/04/19
さらに!
もう良いはずだが...Kenwoodのツイーターは日本的に優等生的でJazzに特化した場合、少し物足りない。
で、オークションで DS−600ZX のツイーターが出ていたので購入。


結果は予想した通りにJazz的になった。高音の輪郭が強くなったのと立ち上がりがよくなった。
ムードミュージックでも問題ない。クラシックよりからJazzよりに少しシフトした感じで、
JBLはやはりJazzに合わせないと本領発揮とは行かない。
と言う思いで交換したが、結果満足である。

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