ダブル・ジョパディー(99)
Double Jeopardy アメリカの法律で同一犯罪において2度の刑をかさない。
ということらしい。
日本ではこんな事は有るのだろうか?よく分からない。

性画の始まりは、異常なくらい静かで、裕福で幸せな家庭を描いている。
これがアメリカの典型的裕福さなのだろう。
昔の映画で、ジャイアンツ、熱いトタン屋根の猫を思い出す位だ。
それが、どうしてか、愛している男の子を置いて、夫婦でヨット旅行。
ここで、事件が起きる。
妻のリビー(アシュレイ・ジャッド)が夜中に目が覚めた時、ナイトガウンに血が!
そして、それは床やテーブルにも、さらに点々と...デッキから船尾に..
そこに血だらけのナイフが...。
そこに、ナゼかタイミングよく、沿岸警備船がくる。
しばらくして、彼女は夫殺しの罪で有罪に....。
この所も、良くワカラン。、
夫が会社のお金を横領していて200万ドル保険がかかっていたことが
決め手となったが...。むろん死体は上がらない。
状況判断による殺人刑。
そのせいか、6年で仮出所。しかし、保護監察付きでこれが3年。
この期間が、アパートみたいな所に住まわせられ、帰宅時間も決まっていて
それを過ぎると、アウト。たばこも酒もドラッグも当然ダメ!
ただ、職業には就けるらしい。
しかし、彼女は獄中から、息子に電話していたとき、パパ!の声に
驚き、再度電話しても、切られてしまって、それ以降、音信不通。
その時、同じ獄中に居た元弁護士にダブル・ジョパディーの事を教えてもらう。
それから、彼女は模範刑のように振る舞い、体の鍛練もおこない。
仮出所後、夫と元友人の居所探しを行う。
定刻に戻らないばかりか、住所の手がかりをつかむため警察に家宅侵入して、
運悪く逮捕されてしまう。
しかし、護送中に、命がけで脱走する。
護送していた、保護監察官トラビス(トミー・リー・ジョーンズ)は痛い目に遭いながらも
彼女の何かに取り付かれたような行動にひかれていくのだが、ひつように追いかける。
ここら辺は逃亡者を思い起こさせるくらいである。
やっと探しあてた家では、友人が3,4年間に事故で死亡していた。
また、夫と息子の行方も分からない。....

ストーリのおもしろさもあるが、追う者、追われているが、夫と息子を必死で
探すところは、なかなあ面白い。
のだが....やや、時間が足りないのか、今一歩のつめが...。
日本だと...たとえ逮捕されても裁判が長く続くからこのような展開になるかな?