CUBE(キューブ)(98)
不気味な映画である。最初から最後まで牢獄のような立体迷路からの脱走シーン
に始終する、チョイト見には退屈な作品のようにも思えるが....。
謎解きゲームをやっている感じである。
これをアレンジしてゲームが出来そうな位である。
どこからか連れてこられた人達が、なぜココに居るのか?考えながら
徐々に謎を解いていく。

最初が凄まじい!
一人の男が部屋から部屋への移動時に、一瞬にさいの目のように着られてしまう。
ただならぬ状況なのだと作者は言いたげである。

何人かが一つの部屋に集まり、脱出を試みるが、脱獄王といわれた男も早い時点で
顔を溶かされて死んでしまう。残った男二人と女二人!そこに頭のオカシナ男が
飛び込んでくる。
ゲーム再開!!
部屋によっては仕掛けがしてあり、へたをすると即、死が待っている。

途中で分かるが、外側の一辺が130m、部屋は一辺4.5nの各面に通路が付いている
檻りのような箱、通路の長さを加えると一辺が5m
130/5=26つまり26*26*26= 17,576個の部屋数があり、
外に出る所は一カ所のみ!

数学的謎解きなどの様に、意気込みの感じる作品だが、
役柄の設定がもう一歩の感じがする。
口論したり、喧嘩したり、時には社会批判とも取れる発言も有るのだが...。

しかし、最後まで見てしまう魅力のある作品ではある。