ホワット・ライズ・ビニース(00)
静かな映画である。終盤以外は...。
最初、なんだか良くワカランのである。アクション映画になれた者としては、
いささか、苦痛ですら有る。話がようやくわかりかけてくるのは中盤も良いとこ!
理由は、幽霊のお話か、殺人事件なのか...それとも精神異常なのか?
前編は何かが...変なのである。多分監督の意とするところで有ろうが...。
その雰囲気は主演のミシェル・ファイファーによるところが大である。
もし、彼女の演技が程々であったら...ただ、ワカラン映画になっていたかも
しれない。
最初は、越してきた隣人の奥さんの行動が異様で興味を持つ。
次に、閉まってるはずのドアが開いたり、写真たてが落ちたり、湖に落ちた犬の
ボールを取ろうとして、水面に見知らぬ女性が写ったり、風呂の水が知らぬ間に
満水になっていたり、ある時、そこに女性の顔が写る....。
てっきり、隣の奥さんが亭主に殺された!と思いいろいろと調べる。
ある時、町で亭主が居たので、人殺し呼ばわれするが、そこには奥さんが居た!
混乱する。そこで、精神病の医者を夫から紹介されるが.....。
友達のジョディが心霊に凝っていて、その関係の事をやってみる。
すると、またある時に写真たてが落ちソノ裏にあった新聞記事に
1年前に行方不明の女性のことが、書いてありパソコンで情報検索し
写真を取り出す。多分この彼女が幽霊だと....。
話は淡々と進むので、TVで音を小さく聞いていると眠くなる....。
やや大きめで聞くことがおすすめだと思う。
ここらへんから、自分の夫ノーマンが何らかの関係が...と臭わせる展開
になっていくのだが、やっぱ幽霊の線が濃いのか?!

最後の最後に冬のシーンがチョイトあるが....字幕寸前に幽霊が...!!
さて、どこにあるか...ぼんやり見ていると分かる!

製作総指揮:ジョーン・ブラッドショー/マーク・ジョンソン
製作:スティーブ・スターキー/ロバート・ゼメキス/ジャック・ラプケ
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:クラーク・グレッグ
ストーリー:サラ・ケノシャン/クラーク・グレッグ
撮影:ドン・バージェス、A.S.C.
プロダクション・デザイナー:リック・カーター/ジム・ティーガーデン
編集:アーサー・シュミット
音楽:アラン・シルヴェストリ
衣裳デザイナー:スージー・デサント
視覚効果スーパーバイザー:ロバート・レガート
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ノーマン・スペンサー:ハリソン・フォード
クレア・スペンサー:ミシェル・ファイファー
ジョディ:ダイアナ・スカーウィッド
ドクター・ドレイトン:ジョー・モートン
ウォレン・フユーアー:ジェームズ・レマー
メアリー・フユーアー:ミランダ・オットー
マディソン・エリザベス・フランク:アンバー・バレッタ
ケイトリン・スペンサー:キャサリーン・トーネ
ドクター・スタン・ポーウェルー:レイ・ベイカー
エレナ:ウェンディ・クルーソン