パニック・ルーム
Panic Room 2002/05

この映画のポイントはなんと言っても題名のとおりでPanicRoomにある。
ただ、その機能、性能がこの物語のKeyになる。
1:堅牢である。外からこの部屋を開けようとしても開ける事ができない。
2:この部屋は電波シールドされている。
3:家中の場所を見ることが出来る監視モニターが備えられている。
4:非常用にいろいろなモノが備えてある。何が利用できるかは分からないが...
5:外部との独立した電話があるが、まだ、開通していない。
6:独自の換気口があるが.....
7:外に直接開いている小さな換気口がある。
それと
3人の泥棒のほうは
1:黒人の性格穏やかな電話技術者のバーナム
 彼は電話だけでなく保安の知識もあり、さらにパニックルームを作った経験がある。
2:残りの2人は単なる泥棒...いや、ラウールは冷静だが凶暴なプロの強盗。
3:話を持ちかけたのがジュニア富豪の遺族で遺産を独り占めするために計画した。
  遺産の2200万ドルはこのパニックルームの中にある金庫にある。
  だが、ジュニアは90万ドルと言っていた。が8人の遺族で分けると言うことで
  もっと、沢山遺産がある事になるとバレル。
つまり、より多くのお金が寝ていれば、悪の本性が出て、より執着心が出てくる。
当然、より凶悪に.....。

思ったより、パニック・ルームの防御が弱いのは...たぶん、完璧なら
こんな話は出来ない。
また、普通の強盗でも歯が立たず結局、ただ、あきらめて終わり。
これではお話にならない。
その為だろうとおもう、第一に電話が開通してないため、部屋に逃げ込んだが
孤立してしまう。外には拳銃を持った強盗が居る。しかも、パニック・ルームの
知識を持った技術者がいる!
もし、逃げ込んだアルトマン親娘がこの部屋の知識が十分に有ればこれも簡単に
完結してしまうので、引っ越したばかりと言う設定!
さらに、娘はなんの病気かテンカンに似た症状になり、注射をする必要がある。
まさに鬼気迫る。設定である。

ただ、あまりにも特殊な設定のため、多少疑問が残ったりするが....
ほとんど、5人が演じているだけで、物語が進行する。
かのサスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックを思い出させる。
テクニックが似ているのである。ヒッチコックの映画だと言っても通用すると思った。
また、アルトマン婦人の活躍はエーリアンのルプリを思い起こさせる。
デビッド・フィンチャーは実際どうイメージして作ったかは分からないが...。

Starring:
 Jodie Foster,Meg Altman
Forest Whitaker,Burnham
 Dwight Yoakam,Raoul
Jared Leto,Junior
 Kristen Stewart,Sara Altman
Director:
 David Fincher
Producer:
 Gavin Polone
 Judy Hofflund
 David Koepp
 Cean Chaffin
Screenwriter:
 David Koepp
 Andrew Kevin Walker
 Gavin Polone
Cameo:
 Andrew Kevin Walker
Cinematographer:
 Conrad L. Hall
 Darius Khondji
 Conrad W. Hall
Composer:
 Howard Shore