北北西に進路を取れ (1959/米)
North by Northwest

広告マンのロジャー・ソーンヒルがキャプランという架空のスパイに間違えられ、
命を狙われる羽目になる。
しかし、彼は、何とか自分がソーンヒルだと証したいが、今度は人殺しにされてしまい
警察からも追われるはめになる。
逃げる途中列車で謎の金髪美女が彼をかくまい、彼女の特別室で旅することになる。
しかし、列車を降りたら既に関係が無かったかのような振る舞い。

私は今回DVDで初めて内容を理解した気がした。今まで、2,3度は観るはずなのに。
一応、Storyは分かっていても、今観てもナカナカ楽しめる作品である。
最後に ラシュモア山(歴代のアメリカ大統領の巨大な胸像が岩山を利用して作られている)
でのクライマックスはこの作品の一番の見せ場だと思う。

DVDではおばさんになったエバ・マリー・セイントが作品の解説をやっている。
カッテの美女もおばさんになってしまうんだね。と妙に不思議な現実感を覚えた。

ケイリー・グラントはシャレードでも良い味を出していたが、
ヒッチコック作品には泥棒成金(1955)汚名(1946)断崖(1941)がある。
有名な話らしいが、ヒッチコックは知性的な金髪美女がお好きのようだ。

ダイヤルMを廻せ! (1954) 裏窓 (1954) 泥棒成金 (1955) グレース・ケリー
ハリーの災難 (1956)シャーリー・マクレイン
知りすぎていた男 (1956) ドリス・デイ
めまい (1958) キム・ノバク
サイコ (1960) ジャネット・リー
鳥 (1963) マーニー (1964) ティッピ・ヘドレン

特にグレース・ケリー、ティッピ・ヘドレンがお気に入りだったようだ。
私もココにあげた女優は皆好きだ。

Starring:
Cary Grant ケイリー・グラント
Eva Marie Saint エバ・マリー・セイント
James Mason ジェームズ・メイソン
Jessie Royce Landis ジェシー・ロイス・ランディス
Leo G. Carroll レオ・G・キャロル
Martin Landau マーティン・ランドー

Director(監督): Alfred Hitchcock
 アルフレッド・ヒッチコック
Producer(製作): Alfred Hitchcock
 アルフレッド・ヒッチコック
Screenwriter(脚本): Ernest Lehman
 アーネスト・レーマン
Art Director: Merrill Pye
Cinematographer: Robert Burks
Composer: Bernard Herrmann
Editor: George Tomasini
Production Designer:
William A. Horning
Robert Boyle