ロスト・イン・スペース(98)

出来としてはスター・ウオーズ並といっても過言ではないである。
音楽は別だけど、
ストリーはややゲームポイがコスチューム、ロボットの出来、宇宙クモ、宇宙船などの
出来は文句ナシである。
宇宙服のセンスは、やや、バットマン風であり、ロボットはロボコップ風、宇宙クモは
エイリアン風でもあるが、完成度は高い。だから、安心して楽しめる。
下らん事かもしれないが、これら小道具の出来が悪いと、見ていて自分に
コレはSF映画だと自分に言い聞かせなければいけないのは辛いことでもあるから...、

ストーリーの出来は悪役にフイフス・エレメントでの悪役がキマっていた、ゲイリー・オールドマン
このためか、微妙にフイフス・エレメントとダブル。
それと、ロビン一家の次女ベニー(レイシー・シャーベル)がレオインのナタシャー・ポートマン
に雰囲気、キャラクタが似ている。
遭難した先で出会う巨大な宇宙船がまた、スペース・バンパイヤの物に似ている。

多分、制作者は映画好きなのだろう、あちこちの美味しい所を取っている様に見受けられるが
消化不良になっていないのがサスガであろう。
サスガ、ロビン達の宇宙船デスカバリー2はオリジナルであるが、チョト迫力に欠ける。

宇宙服デザイン:バットマンシリーズのビン・バーナン
特撮:エイリアンのニック・アルダー
特殊効果:バットマンのアンガス・ビッカートン
VFX:スポーンのシネサイト

だ、そうであるから、何となく理解できる。

ま、いずれにしても、この作品は超SF宇宙ファンタジー作品としての完成度は高い。
ストーリを抜きにして、一つ一つのシーンを見ているだけでもチェック出来る。
つまり、それだけ詳細な所まで凝って作ってあるのである。
スチールでみても何ら破綻する事はない、素晴らしい出来である。

チェックシーン
マズ、出だしの所。まるでスターウオーズ、反乱軍との宇宙バトルである。
2:ロボットが暴れ宇宙船を破壊しようとするシーンはロボコップ2ににている
3,巨大宇宙船との出会い、
4:巨大宇宙船内で宇宙クモとの戦いはエイリアン2を思い起こす
5:宇宙船が惑星に不時着すところはスター・トレック
6:次元発生装置はコンタクト
雰囲気が似ているがそれがかえっていいのかもしれない。
なかなか楽しめる作品で、ロビン・フッドの宇宙物だから多少のんびりした作品かと
思っていたが実際は見所がかなり多いし、似ているところが多いから2流の安物作品
ではなく完成度が高いので、一度ならず2,3度は見てしまう作品である。