LEXX
まだ宣伝中らしい。Link先は
http://www.gaga.co.jp/~pro/lexx/index.html
です。
Videoで4巻のシリーズで手頃である。あまり長いと少々の覚悟がいる。
ストーリもSFファンタジーとしては宣伝で
「本編中最大75%のCGと昆虫や内臓をモチーフとしたグロテスクな設定で、観る者を驚きと異様な感
動に包み込んでいく…!」
と有るように、世紀末的な雰囲気いや、それを越えているような...。
だが、映像の取り方か人間の脳味噌が随所にでるが、宣伝ほどにはグロテスクな感じはしない。
ストーリは4巻連続ものでは有るが、各巻スター・トレックのように実質異なる話になっている。
その面でも気楽にみれる、がバックのストーリは最初からでないとチョイト分かりにくい。
登場人物のキャラクターも今までに無い設定で最初はどうなるかと心配したが、物の30分もすると
ぐんぐんという程でもないが、いつの間には引き込まれる。実に手慣れた作りをしている。
LEXXもそうだが、乗り物が昆虫を模倣した物になっている。
人の脳味噌を食う生き物、だいたい、主人公のカイが死人という
設定から、怪しげな雰囲気で、下手をすると3流映画になりそうな
設定だが、結構いい味している。
つい、何度か見たくなる作りはいい。
基本は娯楽映画だが、映画作りの壺は心得ているようだ。
個人的にはこのLEXXが気に入った。サソリのような、トンボのような...。
ブルネンジーのカイがシャドーに同胞を星とも皆殺しにされ、その復讐の旅であるが、
付いてきた、美人のゼブ、裏切り者のスタン、頭だけのロボット790、いずれも帰るところ
のない連中、ゼブはカイを愛しているから、一生懸命に援助する。スタンはゼブが好きでしかたなく、
協力。790はゼブ命といった状態なので何でもゼブの言うことを聞く。
そして、LEXXはスタンの命令のままに...。
一応4巻で終わりだが、続きがみたくなる。
SF好きのあなたなら、見ておいてほしい作品だ。