ザ・グリード(98)
恐怖の化け物は深海からやって来た!
豪華客船に突如深海から得体の知れない怪物が船艇を破って中に入り
乗客をホンノ僅かを残して全部食べられてしまう。
そこにこの舟を破壊しようと舟のオーナーに雇われた荒くれ達と高速船を貸した
3人が乗り込んできてみると、そこは血の海だった。
生き残ったオーナー達と、魅力的な泥棒女性が合流した時から、
怪物が襲いかかって来た。
凄まじく強く、素早く、知能も高い、巨大なたこの足の先が口になったような
凄まじいやつ。こちらも破壊工作員達の銃も「エイリアン2」の様に凄いが。
敵も沢山いる。
ドウ逃げるかでやっとで、一人また一人と化け物に飲み込まれてしまう。
化け物が食べていた者を吐き出すシーンがあるが、ココは「アナコンダ」を思わせる。
ストーリはただ逃げるだけのお話。
ただ、逃げるだけの超恐怖映画。
でもココまで徹底されると感心してしまう。
チョイト常識で考えるとかなりデタラメナお話であるが...。
終わりの所で客船を爆破するシーンが有るが、いくら魚雷12,3本の爆発でも
こんな綺麗な爆発はない!
ケチを付けても、面白いものは面白い。
つまりコレはジェットコースター化け物恐怖映画であります。

Mimic(97)
ほとんどの場所が、下水道、廃止になった地下鉄の駅といった、味方によっては
エイリアンの宇宙船の中にも似た雰囲気も有るが、ともかく汚い!場所である。
しかも、主人公達の汚れ方もドロドロ...。
話的には、放射能Xをモディファイした様のも見える。
放射能Xは放射能で巨大になった蟻が大都会の下水道に巣を作り人を襲うというストーリー
何故かアメリカ映画にはその後、アリゲータ、悪魔の赤ちゃん最近ではスピーシーズも後半では
下水道での格闘となる、など、良く下水道が出てくる。何故だろう?
あの有名な第三の男もパリの下水道で刑事に撃たれて死ぬ!
都会の普段は見えざる場所でしかも、編み目のように縦横無尽に走っているから、そこに何かかが
といった不安、不気味な感情を持つ。ただし、田舎の住民にはないからピント来ないが。
ここに出てくる巨大蟻は蟻らしくない、どちらかといえばエイリアン性格もエイリアンと思う。
遺伝子操作により出来た新種の虫。
この虫についても、不気味な存在としてあるのか、かなり沢山恐怖映画に出てくる。
蟻、クモ、蜂などさらに、近年のSFではエイリアンはじめスターシップ・トゥルーパーズも
主役は昆虫!面白いことに群になる奴ばかり、日本のモスラは一匹(どうやって子供作るのか?)
だが....。
小さいとき沢山カブトムシ類を飼っていたことがある私としては可愛い奴らで、気持ち悪いのは
人間、特に都会人と思う。

主人公は昆虫学者のスーザン(ミラ・ソルビーノ)スーザンの夫、ピーター達が調査に地下にはいり
生死をかけた対決する。元々は、遺伝子操作で子供の伝染病を根絶すべく作り出された虫だったが
逃げ出した虫が、人間に擬態(ミミック)し、人を次々に襲って餌にするように進化していた。

未来のNYの雰囲気も貧しい下町の雰囲気でイメージ造りしている。
怖い映画には違いないが、汚い!雰囲気が画面からも臭ってきそうな勢いで2度はあまり見たくない。
終わりの編で襲ってきた虫達から身を守るため、死んだ昆虫の臓物を取り出し、体に塗るのだが
主人公達もいやがっていたが、見ている方も鼻がどうかなりそう!

作り出した虫は最初の字幕のところでの説明しかないのが残念ではある。
NYに居た病原を巻き散らすゴキブリを壊滅するために、アリとカマキリの合体新種を作った
事になっているが、実験上は180日で死ぬはずが、3年の間で、巨大な怪物に進化していた。
説明ははっきりしないが、どうもゴキブリの要素も取り入れ、殺した人間の要素も取り入れた
事になっているようだ。
だが、粘液質なのは?昆虫はどちらかといえばさらさらしているが?
卵はカマキリ?でもない似てはいるが。
結果は新種ということで....
この辺がもう少しまじめに作ってくれると、より現実味が出たと思うが...。
また、遺伝子操作の危険性をチョイト描いてはいるが、もう少し...と思うのは...
エイリアンの地球版と考えた方がいいのかもしれない。

映画とトーンはNYというより19世紀のロンドンのように思えたが、近未来のNYは悪くすると
と監督は感じたのかもしれない。

また、効果音が全編に不気味なメロディが流れ見る者の、ビクビクさせる心理状態を作り、
カメラワークもなめるように動かすやり方は、何か起きそうな不安な心理にさせてくれる。

恐怖映画作品として手抜きのない作品で、良く出来た作品ある。
イメージでこれほど臭いを感じさせるのは....凄いのである。
気の弱い人がこの映画をみると、より虫嫌いになりそう、本当にしばらくは体がムズムズする。

RELIC(97)
penelope ann miller 
Shadow(1994)に出ていたあの、変な博士の娘役で、
少しエキゾチックな女優である。
今回は、生物進化博士。
いきなりは、怪しげな魔術的な場面から始まる、
不気味な予感を見る物に与える。
ここで、もうこれはいけるかも...の予感がする。
プレデター+エーリアン+シャドーの雰囲気。
カメラワークもこの手の映画を造りなれている。だから、
どんどん画面に引き寄せられる。
怪物が凄い!後えい近くならないと出てこない、
声と臭いはするが見えないのでよけいはらはらする。
ここら辺も、心得ている造りだ!
怪物の設定がオリジナリティがある、しかもその気になれば、
続編がいろいろと作れる作りである。
アマゾンに生えている不思議な植物!これを食べるとわずかな時間で
どう猛な、生き物に変身してしまうのだ。
そこら辺の知識の提供の仕方や、説明により、徐々に怪物の招待が...。
しかし、終わり頃のすごさ、舞台は博物館、特別なイベントでシカゴの市長
始め、お歴々が大勢、夜に集まってきた。そこで怪物がだんだんとどう猛に!
ここからは、エーリアン2の乗りである。
違うのは、軍ではなく、市民なのである。
そして、ついに!姿を見せる!しかも徐々に。実にこの焦らし方がいい。
恐怖がこちらのの伝わる。
前半の乗りでは永久に出ないで終わるのかと思わせるくらいであるが、凄いやつが
現れる。この強さ、残酷さ、見えない恐怖はプレデター波かそれ以上である。
アマゾンの葉っぱが人間の脳下垂体の100倍も高濃度なガンマグロブリンA,X,Y
を含んでいてこれを食べると....。だから、続く可能性があるのだが....。
最近のCGも終わり頃に十分にリアルにしかも効果的に、使われている。
HollyWood


プレデター(87)
シュワチャン主演のアクション巨編?である。
ま、いってみれば、屋外の時間無制限、ルールなしのバトルゲームみたいな。
ファミコンのテーマに使えそうな映画である。
過去にはアマゾンの半魚人なるすごく恐い映画があったが、これもその意味で
恐い、すごい作品である。
宇宙人がめちゃ強いハンターしかも化学力で透明になっている。力も半端じゃない!
ある時、ジャングルに捕虜を救出する。無事敵を蹴散らし助けるのだが、途中で
ヤツが現れ、仲間が無残な殺されかたで次から次からと、屈強な連中が簡単に
やられる、対抗するのだが太刀打ちできない。
最後にシュワチャンと激闘、しかし力、武器共ヤツが遥かに上。どうするのか
全編ハラハラどきどき、息をもつかせぬ位に次から次から...。
シュワチャンどうなっちゃうのかと思わせるくらいである。
舞台はジャングル。しかも、本当のジャングルで撮ったのではと思わせる位
リアルですごい作品になった。


プレデターU(90)
てっきり、シュワチャンが出ると思いきや。ダニー・グローバー、リーサル・ウエポン
でメル・ギブソンの相棒をやっていた人だ。
だから、最初はダメかなと思ったが、さにあらん。すさまじい!
場所はニューヨーク、ギャングどもと応戦中、なぜかギャングが壊滅的に悲惨な
殺されかたで全滅、さらに、次の場所でもっと悲惨な血だらけ惨劇!
血に弱い人は見てはいけないくらいの全面に血、血、血...。
ダニー・グローバー扮するデカもっとすごい。執念で追い求める。
途中で、エイリアンを捕まえるべく科学武装した部隊に邪魔去れるが。
エイリアンはメチャ強い。この部隊を全滅させる。がこの上をいくのがこのデカ!
普通の神経なら、逃げるが、彼は追いかけ、ヤツの腕をヤツの武器で切り取る。
そして更なる追撃。ついにUFOにはいっての戦い!
ダニー・グローバー、リーサル・ウエポンで鍛えられたのか、シュワチャン以上に強い!
結果は1作を上回る出来になったと思う。
ただ、前半の血だらけはヤリ過ぎと思うが....。で二度目はここをパスして見た。