オデッセイ2001 
EPOCH
2001年アメリカ映画/英語版/カラー100min/

こまったな。配給会社の
http://plaza20.mbn.or.jp/~primewav/odyssey.htm
を参考にしてもらえばいいのだが...いつまであるのか不安でもある。
メジャー会社でないからか、製作会社の宣伝HPがない。
劇場公開のないVideoだからなのか...メジャーじゃないからこそHPに宣伝を
スルベキ!と思うのだが..。
SF映画としてはストーリーのおもしろさの割には政府関係の描画が今一だが、
SFXは相当に良いし、音楽効果も良い。俳優は一流所ではないが、演技も良い。
セットの作りもよく見ると安くあげているが、安っぽくはない。
ブータンの山岳地帯で地中から突然。巨大物体な逆三角形をした険しい岩のような
ものが出現しこれをアメリカのNSAが調査するという話しだが、中国も後から来て
コレが多少のトラブルを起こす。この岩はトーラスと現地の人たちは言っていた。
この不思議な岩は高さ800m、最大直径400m、しかも、地上とはホンノわずか
離れている。つまり浮いているのだ。この岩に何カ所か穴が空いていてコレを
何故か惑星の軌道位置を合わせると、人が入れるほどの穴が開く!ここの設定も
不思議ではあるが...、さらに、この岩の近くに居る者は病気、怪我、を直すだけでなく。
死人さえも生き返らせてしまう力がある。
ただ、中国の戦闘機がミサイルを撃ち込むと天辺から光の鞭が出て、2機とも破壊してしまう
が...パイロットは無傷で生還する。
中に入った調査隊の所に光を放った物体が現れる。
結果としてはこのトーラスは、2001年宇宙の旅のモノリス的な感覚で作ったのではと思われる。
一種の神のような存在なのだ。その割には調査隊の2人に観せてくれた光景に
メカ的なモノがかなりあって、光る物体の存在とチョト合わないような気もするが...。
しかし、この見せ場はエーリアンの巣を思い起こさせるくらいのレベルではある。
ビデオ映画としては、すばらしい出来であると思う。


トータル・リコールZero(98TV)
西暦2070年、人類はアンドロイド達とすでに共同生活をしていた。
ただ、ミュータント達は人間のしもべとして、だから、決して人間に刃向かう事はないはずだった。
だが、事件が起きた、その犯人はアンドロイドだった。しかも彼らは強力なレーザー銃を持っていた。
背後に、アンドロイドを作っている、リコール社が怪しいと...。
そこに記憶が怪しい移民の夫婦が連行されてきた。何かがおかしい!

この映画はTV用だからか、ドラマに抑揚がない。
ガ!SF特にブレードランナーに感化されているのか、街の風景がそっくりである。
車も特製のものだが...、当然かもしれないが、何処の国の街かさっぱりワカラン、
ベトナム、中国、日本?看板も所々に日本語のものが有るのだが文字が反対!
雨が降っているのも似ている。確かに雰囲気はそっくりで成功している。
話もよく似ている、アンドロイド達の反乱である。
途中に一味の一人と屋上で戦うのも同じだが、こちらは平和的。しかし屋上からダイブして
死んでしまう。火星にいく所がアーノルド・シュワレツネガーのトータル・リコールに似ている
そういえば、貴社の名前も...。
TV映画からアクションは激しくないし、カメラワークも穏やかである。

でも、TV映画製作者達は勘違いしているのでは?それとも経済的理由によるのか?
たぶん後者だろうが、どうしても物足りない感じになる。
せっかく面白いのだから...チョトもったいない。