A.I. ARTIFICIAL INTELLIGENCE
ワーナー・ブラザース 01米
スティーブン・スピルバーグ(監督・制作・脚本)
映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズ

近未来における世界で、そこには高度に発達したロボットが人間社会に組み込まれていた。
そこでは、単に働くロボットでなく、Sexをするためのロボット、子守をするロボット、
そして、ついに子供のロボットが出来た。
その名はデイビッドといった。人間と違うのは、食べ物を食べない事くらいである。
むろん中身は電子部品が沢山詰まったものであるが....。
モニカ・スウィントンは自分の子マーティンが植物人間のようになっていた。そこで夫が悲しみを和らげる
つもりで、デイビッドをつれてきた。最初はいやがっていたモニカだったが、徐々に馴染んでき、
自分の子としての設定をした。が、しばらくして運命のいたずらか、下半身が不自由だがマーティン
が帰ってきた。そこで、マーティンとディビッドが張り合うようになり、ついにプールでマーティンを
抱いたまま底に沈んだ。そこで、モニカは悩んだ末、森の中に置き去りにした。
その森は、社会から捨てられたあちこち壊れたロボット達が居た。........
物語的にはピノキオを元にしている、しかも、ディビッドがお母さんにしてもらったお話として登場する。
だから、ディビッドはまるでピノキオのように、ブルー・フェアリーを探しにいく、自分を人間してもらうために。
そこで、Sexサービスロボットのジゴロがなぜか協力してくれるのだ。
ローマ時代の戦闘士の戦いより残酷なロボット殺しのショーがあるが、
なぜか、感情移入してしまい、ロボットに同情してしまう。
そこを、運良く脱出し、さらにブルー・フェアリーをさがしに.....。
まるで、ピノキオをトレースしているような感じである。ついにブルー・フェアリーを見つけるのだが....
後半はまるで「2001年....」のような感覚の世界になる。原案がスタンリー・キューブリックだから
当然のような気もするが....少々難しい感覚になるが....最高に泣かせる場面でもある。
分かっていても、泣かせるテクニックにはまいってしまう。
どういう時代設定か、マンハッタンが海に沈んでいるのだ!そして、その2000年後には人類は
滅亡してしまっているのだ。ここの説明はないが.....。

ハーレイ・ジョエル・オスメント(デイビッド)
ジュード・ロウ(ジゴロ・ジョー)
フランシス・オーコナー(モニカ・スウィントン)
サム・ロバーズ(ヘンリー・スウィントン)
ジェイク・トーマス(マーティン・スウィントン)
ブレンダン・グリーソン(ジョンソン−ジョンソン卿)
ウィリアム・ハート(ホビー教授)
ジャック・エンジェル(テディの声)

STAFF  
キャスリ−ン・ケネディ(製作)
ボニー・カーティス(製作)
ウォルター・F・パークス(製作総指揮)
ヤン・ハーラン(製作総指揮)
マイケル・カーン(編集)
ヤヌス・カミンスキー(撮影)
リック・カーター(美術)
ボブ・リングウッド(衣装)
スタン・ウィンストン(ロボット特殊効果)

Starring:
 Haley Joel Osment
 Jude Law
 Frances O'Connor
 Sam Robards
 William Hurt
Directed by:
 Steven Spielberg
Produced by:
 Kathleen Kennedy
 Steven Spielberg
 Bonnie Curtis
Written by:
 Ian Watson
 Steven Spielberg
Distributor:
 Warner Brothers