パラサイト(98
高校学園ものとホラーをくっつけたような作品。
と言っても日本の物とは違う。エーリアンが高校生達に宿るのである。
この映画のなかで話題になるボディ・スナッチャーに似ている。
はじめの所で、いきなり女校長先生が体育教師に襲われ、間一髪で逃れたかと思ったら
助けてくれたと思った中年の女教師にはさみで刺され死亡という、奇猟ホラー映画のようだが
これをすぎると、そんなに残酷な所はそれほどにはない。
むしろ、疑心暗鬼で誰がまだ、人間なのか?がわからなく、鬼ごっこのようでもある。
ともかく逃げる、が逃げ切れないと判断しボディ・スナッチャーのように首領をやっつければ
全部解決と判断し、行動をするが、仲間以外はすでに学校全体は宇宙生物に占拠されていた。
ここ仲間のキャラクターが学園物らしく、個性豊かなのだ。
薬を売っている化学好きの浪人学生がジーク。
SFお宅でレズと周りに思わせているストークリー
やはりおたくで気弱なケイシー
学校新聞編集長だが、3流ネタにしか興味がないちょいと生かした女性デライラ
元フットボールキャプテンのスタン
転校生で一見純朴そうな田舎娘メアリーベス
先生達もすごいのだが、体育教師はターミネーター2のT−1000だから、
追っかけかたがターミネーター2的で面白い。
風紀委員の先生もはじめはえらく気弱なのが、感染するや正反対に色気むんむんで
後半の戦いでジークを襲うところで車から外に投げ出されたが...
コワイデスネ..首にタコのような足が生え歩いて体に戻り、合体するのだ!
最初は校長がボスと思ったが、違った。体育教師と思い、スタンが出向くが
逆にパラサイトになっtしまう。
さて、いよいよボスのお出まし。誰かは見てのお楽しみとして...
これが、巨大なエーリアンと化し残りの物達に襲いかかる!ここはSFX本領の所だ。
ま、しかし、ボディ・スナッチャーが出てくる事からも、ストリーは単純。
だから、2001年に代表される難しいことを望む向きには、チガウ!といえる。
また、13の金曜日みたいに残酷と言うわけでもない。だから気楽に見れば
それなりに面白い作品ではある。
味付けとしては、オタク、落ちこぼれが中心。というところだろう。

ハムナプトラ失われた砂漠の都(99)
原題はTHE MUMMYなぜ日本の副題は「失われた砂漠の都」
予告編がTVで良くやっていたので、見た気にさせられてしまう作品だが、
怖い映画なのにホラー映画の感覚ではない。
全体的ににインディージョーンズに似たとこがある。
今までも、ミーラによる恐怖物はいろいろあたが、この映画はほどには墓場の中が
広大でこの中でのSFXがこの映画をおもしろくさせている。
だが、怖い内容なのだが、これが3枚目風の味付けでトタバタ喜劇風になっているため
やや、日本受けはしにくいかもしれない。
私みたいに、古代エジプトが好きな者には、なかなか面白い。
歴史的に忠実なわけないが...どちらかといえば、ゲーム感覚に近いかも...。
ちょいとソコツな古代エジプトの資料を揃えている博物館?の図書を整理している
昔のTV番組の「アイラブ・ルーシ」の女性に似た(美人、聡明だが、粗忽者)エブリン
(レーチェル・ワイズ)が兄ジョナサン(ジョン・ハナ)と、警察に首吊り死刑にされたが
なかなか死なないで苦しみもがいている冒険家リック(ブレンダ・フレィザー)をお金で
買い取り、失われた都に向かう所からはじまる。
前置きのシーンとしどんな所に行くのかの説明てきに、古代に起きたことをみじか時間で
解説入りである。死者が何者なのかが判る仕組みだ。
時の王の愛人アナクスナムンと密通する僧侶のイムホテップが王をころしたかどで
最悪の処刑をされ、彼らを埋めてある墓に向かうのだ。
3流映画だと、この後も三流になるが、前置きのストーリの出来が
リズ・テーラ主役の高額の制作費で有名な「クレオパトラ」を上回る。
たぶんにCGの効果によるのだろうが、古代の都、城内の出来が壮大で華麗なのだ。
ここだけでも、古代エジプトの好きな私には文句なしだ。
しかしあの愛人、アナクスナムンの服は....無いに等しい。これを見るだけで
イムホイップの気持ちが分かってしまうのは私がスケべだから?
この探検に、アメリカの冒険野郎一向が加わり、墓を守ろうとしるのか黒装束の盗賊らしき
一味が彼らを襲う。
到着した古代都も出来がいいが、簡単に墓が見つかるのは....まいいか。
この墓の規模が大きい。極悪人の墓なら....、まこれもいいか、そのほうが面白いから。
しかし、簡単に棺、宝物などが見かるな.....。モウチョイ凝ってほしいとこだが...。
もう一つ変なのがスカラベ、本来はフン転がしの虫なのだが....なぜかメチャ動きの速い
ピラニヤより凄まじい肉食昆虫(こんなものは歴史上居たことがない)は演出やりすぎ。
だいたい死者の墓に3000年も生きているのが??であるが。
ミーラーが復活するのだから、その引き立て役としてはいいのかもしれない。
イムホテップが蘇生していくとが気持ち悪いと言うか...封印を解いた者から肉体の一部を
j自分のものにしていくのが.....このSFXも最近の技術がいかに優れたものかを見せてくれる。
また、イムホテップに呼び起こされた僧侶たちが一行に襲いかかるし.....。
ここら辺は、シンドバット冒険を彷彿とさせてくれてわくわくする。
最後に、墓が崩れていくのもインディジョンズで見たシーンをさらき規模をおおきくした感じ。
さらに、崩壊してしまう所は西部劇にあった「マケンナーの黄金」を思い起こしてくれる。
このときも、命からがらにげたので、手ぶらのようだが、チャンとラクダの尻に宝石が載っている。
不幸中の幸いである。
黒の書、黄金の書を読み謎を解きほぐすつもりが、死者を生き返らせたりでゲームぽく作ってある
ので、若者にはなじみやすいはずである。
女性はすきでないかも.....。

ヘブンズ・ゲート(TV)
アクションスターのドルフ・ラングレンが1000年の眠りから覚めようとする
悪魔の手先と戦う。
かって、キリストにより封印された悪魔が、1000年ごとによみがえろうと
封印の鍵を手先が人に乗り移り手に入れようとする。
それを防ぐためナイト・テンプラーの選ばれた戦士ルーカスが使わされるが、
乗り移られた相手を殺しても、誰かがその死体に近づけば、死体からその者に
乗り移りまた、活動を再会するやっかいな相手である。
都市の地下道に穴が開き、そこにコロンブスがアメリカを発見するよりも何百年も前の
中世の騎士の遺骨があった。そこに封印された、鍵を調査にやってきた女考古学者
が見つける。そこにルーカスが現れ、悪魔の手先ミニオンも現れ、殺人事件となる。
警察がルーカスと女考古学者は殺人犯として追いかけられることになり、
ついには捕まり、牢獄に...そこに、別人に乗り移ったミニオンが警察で大暴れ
かろうじて二人は脱出し、鍵を何者も近づけない、放射能廃棄物の保存してある
ところに捨てにいくが、ついに取られてしまう。ついに悪魔の出現なるか!

話は良くできているので、実際以上にリアルさを増す。
はたして悪魔が復活するのかどうかをはらはらさせる。また、警官をうまく
絡ませたのがおもしろさを倍増させている。
ただ、必殺の道具がもうチョイであるのが残念である。
それと、乗り移られた者を殺した処理が、放置では...必ず死者を葬る
人間がいるからそれに乗り移ることはわかっているのにと思う。
それと、悪魔の手下が一人?なのも???と思ってしまう。
このとこが良ければ、「ハイランダーシリーズ」のように長く続けられたかも。