ゴジラ(98)
日本のゴジラと違う!と妙な話題が先行してしまい、内容は少々...。
確かに違いは大きいが。面白く作ってある。
が、一方これほどあちこちから、アイディアを頂いた作品の珍しいかもしれない。
オリジナリティは姿格好だけ?
幾つかある。
1:カメラマンがゴジラに踏み潰されそうになるところ。
2:主役の生物学者がゴジラと鼻をつき合わすとこ。
3:主人公達がタクシーで逃げると所で、ついに口にタクシー共くわえられしまうてしまう所。
4:ゴジラがヘリとおいかけっこするとこ。

似ているとこ
1:ゴジラが最初に現れるところ
  は日本のオリジナルを尊重してか、ほぼ同じである。
  足跡の大きさを最初に気付かせないとこも同じ。
2:ゴジラは子供を産みそれが地下のマジソン・スクエアー・ガーデン!
  放射能Xで大アリの女王が地下に巣を作るのが同じ。
3:ゴジラの子供が主人公達を追いかけ回す。
  ジュラシック・パークのキッチンでのシーン。
4:卵を発見するシーン。
  エーリアンににている。
5:タクシーに乗って逃げるのを、ゴジラが必要までに追いかける
  ジュラシック・パークでのT−Rexがジープを追いかけるシーン。
他にも有るだろうが、結果は良い出来である。



ゴジラ(日本)
最近まで時々作られていたが、最初のゴジラこれを抜く物はない。
白黒であったが、話の展開もすばらしいし、最初に出会うまでの展開たとえば、
巨大な足跡を見つけるショーンなど、
さらにこの映画の最高なのはあの鳴き声と言うか雄叫びと言って良いのか分からないが。
当時もどのように作ったかが話題になった。
当時の宣伝もすごかった、町にペンキで足跡を延々と付けたり、
デパートに等身大と称した巨大なアドバルーンが有ったりした。
今では道交法によりそんな事はできないだろうが。
最後はオキシジェンデストロイヤー(だったと思うが)でゴジラを溶かしてしまう。
この時のトリックで飛行機がミサイルを撃つシーンは飛行機の模型を逆さにし撮影したとか、
ピアノ線が下にあるとぶら下げていると気付かれないと言ったトリックに関する話題も豊富であった。
今から見るとチンケなトリックではあるが、やはり元祖はおもしろい。
今、これを新しい技術で作り直すと、ファミコンゲーム的な最近のゴジラよりズーッと面白いに違いないが...。