キングコング(33)
一度リニューアルされたのだが、やはり原作が数段面白いし出来もいい。ストーリにはやや難があるが、恐竜もジュラシックパーク的に本物志向で、ジャングルの中で、キングコングが肉食恐竜と戦う所は迫力満点でもこれが、
後のゴジラのレスリングに影響しているのかも..。
南海の孤島、でも原住民がいる。で女優が人身御供になりコングにさらわれそれを、
勇敢なる船員が助け出す。
ここら編はファミコンゲームの題材に使われている。
何とかコングをニューヨークに連れていき見せ物にする。
取材のカメラマンのフラッシュでコングは怒り劇場を後に町で大暴れ。
ココン所はゴジラが必ず都市を破壊する事のお手本になっている。
リニューアル(76年)の物は冒険映画隊が石油採掘隊になっている。
運ぶのも石油タンカーである。
女優は結構こちらの方が綺麗であるが。
恐竜は大蛇位いしか出なくチョイト寂しい。最
後に登るのもエンパイヤーステートビルではなく世界貿易ビルになっている。
体も今度はゴジラを参考に大きくしている。が、何かどうにもシックリこない。

キングコング(76)
ストーリは33年の物に比べ、シュチュエーションがチョイト異なるが、
基本は同じ、
全体的には、詳細な部分の時間が長くなったが、おかげで、恐竜が出てこない。
唯一、大蛇が出てきて、格闘するシーンがあるだけで、恐竜ファンには物足りない。
また、最後が、エンパイヤ・ステート・ビルから世界貿易ビルになったのはつまらない。
最後に打たれるのだが、初期のは複葉機である、死ぬ時の教条、あれが人形で作ったとは
天才としかいえない、がこちらは、同じようなシーンでも戦闘用ヘリコプターで破壊力も強い
従って、戦いが一方的で何か物足りないと思ったのは、私だけであろうか。

恐竜100万年(66)
ワー、ビデオが出る!!
私のあこがれのウエルチちゃん、しかも水着姿より色っぽい!!のだ。
映画は永遠に年をとらないところが大好きである。
プテラノドンにさらわれるところはシンドバットの映画に似ていて楽しい。
原始的な、男と女の関係も実にいい!
海の民、山の民の出会いも面白い。前編言葉がないのだ。アー、ウ、とうなったりするだけ。
それなのに妙に気持ちが伝わる。
そう、この映画は映画に言葉なんか無くてもすばらしく表現出来るのだと..。
そういえば、日本人は言葉で歌謡曲を聞く。欧米人は音として歌を理解すると..。
私は耳が片方しか聞こえないせいか、欧米風性格..。
以上追加

ラクエル・ウエルチ主演!!しかも色っぽい!
HでSF好きの私にとってはサイコー!!の一遍である。
でも、レンタルビデオ屋に置いてないのだ!残念でならない。
ストーリ。そんなもんどうでもいい!!のだ。チャント恐竜が出るし、お決まりの
格闘があるし、原始人は本当にこんな風だったのだろうかと思わせる。
ストーリらしいものがあまりないが、映画としての展開はチョイトてんこ盛り!
でも、この手の映画では仕方がないのだが。
でも、ラクエル・ウエルチ最高!に色っぽい。
恐竜映画の傑作だと思うのだが、ナゼ?ビデオやに無いのだ???

恐竜グワンジ(69)
上映当時見損ねたが。
ナゼか、場所はメキシコ。ミニポニー(子猫サイズ)を探しに、砂漠の奥の人跡未踏?の岩山に
迷い込んで、そこで恐竜にであう。
変わっているのが、カーボーイが投げ縄で恐竜を捕らる所で有ろう。
とても捕らえられないと思うが、捕らえちゃう。スゴイ!
ここの、恐竜と戦うシーンが結構長く、現代カーボイが、古代にトリップした取り合わせききが
面白い。例によって恐竜が暴れ出し町に出て大暴れする。しかし、最後は、ナゼか教会で
カーボーイに焼き殺される。この恐竜はチラノ・ザウルスではなく、アロ・サウルスと思うが
定かでない。ただ、恐竜映画にしては、小さい恐竜である。見た感じは体長5〜6m位であろうか。
舞台設定のせいか、迫力のない映画ではある。
しかし、岩山の場所のシーンはリアルな感じがする。この点は合格。
いい加減な、恐竜映画が多いなか、このシーンは貴重。

恐竜時代(69)
恐竜100万年よりあとに作られたとは思えない。言ってみれば2流映画。
金髪の女性が生け贄にされるのを上手く逃げ、そこで、恐竜の赤ちゃんと(首長竜の一種らしい)
一緒に生活し、これが大きくなってその後の危機を救ってくれるといった。ありそうもない
話、しかも、100万年をまねたのだろうが、色っぽくもない。
話の展開もいまいちで、なにを目標に作ったのか焦点が見えない。
この映画、この女優で持たせたかったのだろう、チョト苦しいが。
出来としては、ジョニーワイズミュラーのターザン映画と雰囲気がにている。
大分、時代が違うのに...。

恐竜の島(75)
第一次大戦、Uボートで恐竜の居る島にタイムスリップしたかのように
たどり着く。
で、そこで、原始人の美人の女性と巡り会い、いろいろな冒険をするのであるが。
恐竜が安っぽい。必然性の全くない出来事が多い。つまりウソッポイ。
どうして、恐竜の話はこうもいい加減の物が多いのか全く理解に苦しむが。
一応、古代に行った雰囲気造りには、努力している。

夢幻旅行記
いつの作品か定かでないが、55年前後と思う。白黒作品である。
チェコの作品らしい。内容は4人の少年が、三葉虫の化石を発見し、本物を見たいと
謎の川の流れている洞窟に入る。そこを出ると大きな川になり、しばらく登ると氷河期
が始まり、マンモス、毛サイ、が川岸に現れる。こうして上流を逆登るごとにもっと古代に
なる、ついには恐竜時代にたどり着き、プテラノドン、ステゴザウルスなどに会う。
最後は三葉虫の居る時代まで逆登り終わるが。
作り方は、淡々としているが、当時としては、かなりまじめに、NHK教育の特別番組用
に相応しいくらいのまじめなそして忠実な、しかも、沢山の種類の動物が出てくる。
まるで動く博物館のようである。
音楽が、今風でないため、また、メジャーな映画出ないためか、当時もあまり見に行く人は
居なかったよな記憶がある。
しかし、これほど多くの恐竜が出るのは、たぶんスピルバーグのロストワールド以外は
知らない。
終わりの辺で、ステゴザウルスとテラノザウルスが戦い、相打ちになるが、少年達が
この死んだ、ステゴザウルスに登るのはナカナカ最近まで見られないシーンである。