ロスト・ワールド(97)
この映画はジュラシック・パークと良く比較され、全作よりないようが劣ると評価する人が何故か多い。
この件は後にして、
先ずは私の率直な感想は、これはキングコングのT−REX版であると断言できる。
そして、全作より凄い!!CGテクニックのすごさは大した物だ。
この点はアナコンダより数段凄い!。
大勢のハンターチームが恐竜を生け捕るさまはこれはジョン・ウエン主演のハタリである.
車に乗ってサイにロープを引っかけたおす所もよく似ている。
ただ、こっちはCGの生きた恐竜だ!
嘘なんだが、本当に有りそうなくらいにリアルデアル。ハンターならやってみたいだろうな!
また、はじめの方にステゴザウルスの家族が出て来、画面を横切る!オオーと、思わず唸ってしまう
位の大迫力である。しかも、女性古生物学者のサラがステゴザウルスの赤ちゃんにさわるのである。
目が可愛い。もうチョイト見ていたかった。
沢山の種類の恐竜が出てくるのだが、なんと雄のティラノザウルスを船で運んでくる、これが
船倉から出てきて町の出て大パニック!
面白いのは、プールのある家に入って水を飲むのであるが、そこの家の子供が目を覚まして
外を見るとそこに巨大なティラノザウルスがいる!!
しかも、このティラノザウルスは情け容赦もない、飼い犬を食ってしまう。
ゴジラは嘘臭くて戦時下の空襲を思わせ、キングコングは、どうしても美女と野獣の組み合わせ。
グワンジは思ったほど外ではあばれていない。
それに引き替えこいつは、もう、暴れ放題、こんな暴走許して良いのかと思えるくらいで、
アクション映画のカーチェースを彷彿とさせる感がある。
見終わったあと、クタビレタ!
全作と比較しておもしろく無いとする人は見方が違うのである。
悪いということではないが、
恐竜の自然の姿はイメージ的には前作が良かった、ストーリの目新しさは特にDNAはその後の
SF映画に良いヒントを与えたし、子供が主役の感じがする場面が多い。さらにパソコンオタクの登場
も有った。結果、前作が良いと...。
たぶん。
だが、私は、前作の台所で子供とベロキュラプトル(ラプター)とのどきどきシーン、T−REXが
子供達の乗ったジープをひっくり返し、襲いかかる所が迫力は有るのだが、無理矢理的な状況設定
が私としては好みでない。
つまり、こっちの方が、確かに使い古されたストーリ展開では有るが、その分CG恐竜の暴れるシーンを
堪能出来るので、遙かに好きである。
なんと言ったって私は夢でだが、ゴジラに食われそうに成ったり、ビルの窓から覗き込まれたり、追いかけられた
した事が何度もあるだ。この映画のシーンは、そのときの事を思い起こさせてくれるのである。
惜しむらくは、子供の出演はやめてほしかった。ここん所はチト邪魔である。
息抜きには良いのだろうが、
アナコンダの10倍は面白いし、凄い!

ジュラシックパーク(93)
いよいよ、第二段の「ロストワールド」がお目見えするそうだが..。
この映画は、スピルバーグの作品で、CG技術が脚光を浴びた作品である。
恐竜がCGで作られているのである。依然は、粘土、あるいは巨大なるロボット、
またはぬいぐるみ(ゴジラ)トカゲやワニに背ビレなどの小物を取り付けたものもあったけ。
ここでは、木の上でブラキオサウルスと話をするシーンはロボットであろう。この映画の最高なのは、
なんといてもそれ迄の恐竜映画がどれもインチキ臭いものが多かったから、
逆にとても新鮮にみえた、本物の恐竜はたぶんこんなだろうと..納得させられる。
また、テーマとしてDNA、そして生命はそれ自身生きようと道を探すと...。
「ロストワールド」を見る前に、VIDEOチェック!!何回見てもはらはらどきどきである。
また、恐竜の声が、凄くリアルに感じた。本当は声は誰も聞いたことがないはず。
今居る、トカゲは鳴かない。この映画はもう一度、恐竜に興味を持たせるに十分な
作品である。トリケラトプスが病気で横たわっていたが、これはCGではないと思うが、
たぶん、修正時にCGを使いリアルなものにしているのだろう。
なぜ、恐竜が滅びたのだろう...。
人類の知識がやっと少しずつ芽生えきたかのようで、うれしい。
科学が凄く進んでいると、思っている人が多いようだが、私はまだ、科学は幼年期でしか
ないと思っている。だから、知りたいこと、分からない事がこの宇宙ほどもあり、分かっていることは
ファンタジアの砂のように、まだ、一かけらしか、でも、一かけらもある、このいとかけらをいろんな
ユメで大きく、沢山にしていきたい。
ゴイラからは、もっと、知りたいという発想は私には生まれてこなかった。