エボリューション
Evolution (2001)


SFアクションコメディ...だから、あまり緊迫感がない。
当然なのだろうが、それぞれのキャラクターがどこかズッコケている。
お話も、だから、カナリ奇抜で、隕石が落ちてきて、この隕石に入っていた微生物が
ものすごい勢いで進化をする事によって、アメリカの片田舎が危機に見舞われる?
まず、最初の隕石が落ちてくるの状況が、そもそもおかしい。
消防士を目指しているウエインのスグ側に落ちたのだが、車が吹き飛ばされただけで怪我もしない。
隕石の大きさからすると、巨大な爆風が有るはずだが...。
アイは微生物学者なのだが、今一学者然としていないし、相棒の地質学者のハリーも
二人ともノーベル賞物だと張り切るのだが、それらしい働きはしないし....。
しかし、どんどんと宇宙生物は巨大化、進化しついには翼手龍まで出現、さらに、
水色の毛で全身覆われた乱暴な類人猿も出てくる。
これを迎え撃つ軍隊なのが、そのトップの将軍がこれまた、州知事に軍曹呼ばわれする体たらく。
その部下の生物学者のアイリンは最初アイと反目するが、いつしか二人は好きになるのだが
どうして、好きになるのか?説明不足。時間が無いから省略したのか?
ともかく、アイ、ハリー、アイリン、ウエインは協力してこの奇妙な宇宙生物をやつけるべく
協力する。最後の所はマ、SFコメディらしい解決方法なので....
しかし、単純だな....。

一応の設定は
1:宇宙生物は驚異的進化を遂げる。
2:熱で進化が加速する
3:最初は地球の空気にサラされるとスグ死ぬ。
4:ついに、アイは有効な毒物を見つける。それは、意外なものであった。
  一応、科学の分子の周期律表から見つけるのだが....簡単すぎるな...。

ナウシカに出てくるような昆虫や変な生き物など沢山出てくるのだが、妙に生々しいのは
サスガ手慣れた仕事をするフィル・ティペットではある。
こういった化け物を作らせるとハリウッドは世界最高の水準だ!
日本は今だに縫いぐるみだもんな....。上映時間も短いのでなんかスグ終わった感じで
物足りなさを感じた。もうチョイ凝ったお話にして欲しかったな。

デビッド・ドゥカブニー(アイ)
オーランド・ジョーンズ(ハリー)
ジュリアン・ムーア(アイリン)
ショーン・ウイリアム・スコット(ウエイン)

監督/製作
アイバン・ライトマン
撮影監督
マイケル・チャップマン
視覚効果スパーバイザー
フィル・ティペット
Starring:
 David Duchovny,
 Julianne Moore,
 Orlando Jones,
 Seann William Scott,
 Sarah Silverman
Directed by: Ivan Reitman
Produced by: Ivan Reitman, Joe Medjuck,
  Daniel Goldberg, Don Jakoby, Jeff Apple,
  David Rodgers, Dan Goldberg
Written by: David Diamond,
 David Weissman, Don Jakoby
Distributor: Dreamworks SKG