マトリックス レボリューションズ (2003)
The Matrix Revolutions (2003)

いよいよ最終章、最後の戦いと言うことで全面戦争というより、
ザイオンにマシンの大群が押し寄せてくるのを何処まで防ぐことが出来るか?である。
人間の武器はそれほど多くはない。でも何処で作っていたのだろう?工場は見せてくれないね。
ココに出てくる人の操るマシンはエーリアン2でリプリーがエーリアン女王と戦うマシンと似ている。
ただ、その腕に機銃を配した所が違う程度.....。あまり、操縦者の保護を考えていない!
もう一つ、なにもロボット風にする必要が有るのだろうか?メカが面倒だし、動きが遅いし....。
最終兵器はEMTとか言っていたが、船に積んであるもので、それを発すると機械が皆止まってしまう。
一種の強力電磁波の様なものらしい。でも、この時代になれば対策は取っているだろうが....。
スキスは相変わらずより強力になって再度ネロを倒すべく立ちはだかる。
この両者の戦いはより烈しくなり、最後にネロがやられるが.....。
もう一つは初めて見るマシンの都市。広大なスケールではあるが、割と簡単に中枢部にいけてしまうのも
上映時間のせいだろうか?少々物足りない。もうチョイ時間が長くっても良かったのでは?と....
今回はマトリックス(仮想現実の世界)とザイオン(生身の人が住んでる地下都市)さらにマシン都市の
3カ所出てくるので、まとめるのが難しかった様に思うが、ま、なんとかまとまっていた。
この映画の批評は賛否の差が激しい。良いとする人達とガッカリしたという人の差があまりにヒドイ!
たぶんにアニマトリックスが影響してるのかもしれないと思った。
より難解な結果を期待したか、そうでないか違いともおもえる。
確かにコンピュータのOSに関わる事をヤッタ人にはモノ足り結果だったかもしれない。
また、ある種の哲学を期待していた人にも少々物足りない結果だったかもしれない。
さらに、最後が必ずしもHapyEndとは言い難いのも不満だったかもしれない。
しかし、そのは迫力有るシーンにはあまり反対の意見はない。わたしはヤヤ不満だったが...
と言うのは、マシン都市があまりにも静か過ぎるのである。
それと、もっと多様なマシンが有って良いように思うのだが......。
それと、マトリックスと現実社会の関連性がもうチョイ説明が欲しいね。あれだと分からない。
見る方にテキトウに判断しろと言っているような感じさえする。
もう一つ、少女が出てくるが、この役割が判然としないのも喉に何かが引っかかったような感じがするのも...
ま、時間的制約だからだろうと思われる処理が多すぎたように思う。
出来れば、3部作でなく、4部作くらいにしてもらいたい位ではある。見る方に少々消化不良的な結果になったのは残念。
第一作のなんだろう?と思わせる衝撃。(私はあまりそうは思わなかったが)
第二部のより複雑な状況を暗示させる展開、
に比べると少々戦闘シーンの激しさが全面に出ざるを得なかったのか、たしかに物語としては複雑要素が少ないのが
気になるが.....。ま、映画としては仕方がない範疇だろう。
なにせ、より多くの人に見てもらわないといけないから.....。
結果として、スミスがネロになんで人のために命を掛けて戦うのだ!と言うとこだろうか....。

Starring:
Keanu Reeves,
  キアノ・リーブス(ネロ)
Carrie-Anne Moss,
  キャリー・アン・モス(トリニティー)
Laurence Fishburne,
  ローレン・フィッシュバーン(モーフィアス)
Hugo Weaving,
  ヒューゴ・ウィービング(エージェント・スミス)
Jada Pinkett-Smith
  ジャダ・ビンケット・スミス(ナイビ)
Directed by:
Larry Wachowski, ラリー・ウオシャウスキー
Andy Wachowski アンディ・ウオシャウスキー
Produced by:
Joel Silver ジュエル・シルバー