キャットウーマン
CatWoman 2005

なんと、第25回ゴールデン・ラズベリー賞の
最低作品賞:『キャットウーマン』
最低主演女優賞:ハル・ベリー 『キャットウーマン』
最低監督賞:ピトフ 『キャットウーマン』
最低脚本賞:『キャットウーマン』
4部門に輝いた!?

ジョークなのかもしれないが....、
個人的にはアメコミから出来た作品では1,2番めに好きな作品になりそうだ。
どこが良いかというと、CatWomanの個性だ。TV作品にはDVDの特典コーナーに何人か出ているが
映画としてはバットマンのペンギンマンが出てくる、バットマン・リターンズ(1992)の
Michelle Pfeifer ミッシェル・ファイファーくらいしか思い当たらないのだが....。
このキャット・ウーマンも大好きだった。
ただ、少々武器らしい物があまりなかったのが残念に思ったものだ。
ところが、今度のハリー・ベリーのキャットウーマンは一度死んで、なぜか不思議な猫ミッド・ナイト
が彼女を生き返らせるのだが、当人は気が付いていない!
ただ、不思議なパワーがあるのに、半分不思議に思いながらも、徐々に....。
そして、猫の飼い主パワーズさんに教えられ、覆面ももらいキャットウーマンになる。
ここまでのプロセスがスパイダーマンの誕生に似ている。
気弱などこにでも居そうな女性が、強い女性に変身していくのだ。
変身後の彼女は素早く強い!
今迄にも、女性が主役になる映画、キルビル、バイオ・ハザード、TVのダーク・エンジェルなど結構あるのだが
大概、かなり痛い目に遭う。それが、このキャットウーマンでは最後の所でシャロンストーンとの戦いで
少し痛い目に遭うだけで、圧倒的な強さと優しさ!良いですね。
チト好みの合わなかったのがコスチューム。もうチョイの工夫が欲しかった。
マスクも頭に毛を入れるためか、少々尖り気味なのが気になった。
しかし、ハリー・ベリーは特典でも言われているが、確かにこの役にピッタリだった。
次回作は、ハリー・ベリーがいやがっているとか...、ラズベリー賞取っちゃったからね。
ま、批評家の目というのも当てにはならないからね。
この映画、女性が見ても気持ちいいのではないだろうか?なにぶんにも、男をやっつけちゃうのだからね。
また、悪役のシャロン・ストーンはかなりお年なのだろうが、実に都会的な綺麗さ、これも、役にぴったし!だった。

Starring:
ハリー・ベリー Halle Berry ペイシェンス・フィリップス
シャロン・ストーン Sharon Stone ローレル
ベンジャミン・ブラット Benjamin Bratt トム・ローン
ランベール・ウィルソン Lambert Wilson ジョージ・ヘデア
フランセス・コンロイ Frances Conroy オフィーリア・パワーズ
アレックス・ボースタイン Alex Borstein
マイケル・マッシー Michael Massee
バイロン・マン Byron Mann

Director: ピトフ Pitof
Producer:
エドワード・マクドネル Edward L.McDonnell
デニーズ・ディ・ノヴィ Denise di Novi
Executive Producer:
アリソン・グリーンスパン Alison Greenspan
ベンジャミン・メルニカー Benjamin Melniker
マイケル・E・ウスラン Michael E. Uslan
Story:
テレサ・レベック Theresa Rebeck
ジョン・ロジャース John Rogers
マイケル・フェリス Michael Ferris
Screenwriter:
ジョン・ブランカトー John Brancato
マイケル・フェリス Michael Ferris
ジョン・ロジャース John Rogers
Cinematographer:
ティエリー・アルボガスト Thierry Arbogast
編集: シルヴィ・ランドラ Sylvie Landra
音楽: クラウス・バデルト Klaus Badelt