大アマゾンの半魚人
Creature from the Black Lagoon
1954年 アメリカ/ユニヴァーサル・インターナショナル・ピクチャーズ
79分/モノクロ


近じかリメークされるというはなしがある。スピルバーグが請け負うとか....。宇宙戦争もやったからね。期待したい。
この作品、小さいときに見たんだが、あまりシーンの記憶がなかった。
今見ると、おかしな処が散見される。ただ、当時はそれなりにがんばった作品だったのだと思う。
一番がんばっているのがLagoon(潟、池)。どうやって撮ったのかがわからない。水槽を使ったのなら、さぞお金が掛かったろうし、
実際に、雰囲気の合う場所を見つけて撮ったのだとしても大変だと思った。
今なら、CGで合成できるからいいのだが......。
さて、半漁人だが、人が入っているのは良いが、動きが少々人間ポイ!もう少しなんとかならなかったのだろうか?
また、キングコングの影響か、半漁人が男は皆殺してしまうのに、女性を襲うとこが略奪的である。
惚れたというのだろうか?
また、キングコング同様に1匹しか居ないのも不思議である。
あと、逆に、最近の「アナコンダ」がこの作品の影響を受けているのかな?と思ってしまった。
つまり、舞台がアマゾンの奥地で雰囲気が似ているのだ。
たぶんにターザンがジャングルのお話で、これもターザンがジェーンに惚れてしまうのだが、
どうも、突き詰めると「美女と野獣」の感覚が反映されているのだと思われる。好きなんだろうなその感じが...。
美女を演じるジュリア・アダムスが当時の常識なのだろうが、シーンごとに着替えている!
水着が今と大して変わらない良い感じである。
それに引き換え、カメラが古い!斬新なのが水中銃!これは良い感じに使われている。
さて、リメークするとどんな感じになるんだろう?

監督:ウイリアム・アランド William Alland

脚本:ジャック・アーノルドJack Arnold

Writers :
ハリー・エセックス Harry Essex、
アーサー・ロスArthur Ross
モーリス・ジムMaurice Zimm

出演:
リチャード・カールソン Richard Carlson(David Reed)
ジュリア・アダムス Julia Adams(Kay Lawrence)
リチャード・デニング Richard Denning(Mark Williams)
アントニオ・モレノ Antonio Moreno(Carl Maia)