地球へ2千万マイル
20 Million Miles to Earth 57米

レイ・ハリーハウゼンのSFX(ダイナメーション)を楽しむための作品と言っても良いだろう。
絵でも分かるように象と金星竜イーマ が戦うシーンがあるのだが、これは、恐竜グワンジー68の中頃にあるシーンに似ているし、
余談だが、この金星竜イーマ はポルノ映画といえると思うのだがフレッシュ・ゴードン74に出てくる怪人に雰囲気が似ている。
フレッシュ・ゴードンはレイ・ハリーハウゼンの特撮ではないが、影響を受けてるのだろう。
グワンジーはレイ・ハリーハウゼンの特撮だが、たぶん、好評だったこのシーンを一部取り入れたのだろう。
金星に行ってきた科学者が地球に得体のしれない生物をカプセルに入れ持ち帰ったのだが、不時着し乗組員はカルダー大佐
以外全員死亡。地元の生物研究者の娘で医者の卵のマリザに介護されたが...得体のしれない生物はあれよあれよという間に
巨大化していく。ついに鎖で縛りっていたのだが、暴れだしローマの町に飛び出す。
最初にサーカスの象と格闘する。意外にこの象、凶暴なのか、よく戦う!これが一番の見所だろう。
SF好きの人なら是非見て欲しい。ローマの遺跡なんかも破壊するし....結構楽しめる。
逃げ出す所はキングコング33のシーンに似ている。たぶんこの辺は参考にしたのだろう。

<STAFF>
監 督 :
Nathan Juran ネイザン・ジュラン
製 作 :
Charles H Schneer チャールズ・H・シニア
特 撮 :
Ray Harryhausen レイ・ハリーハウゼン

<CAST>
William Hopper
ウィリアム・ホッパー (カルダー大佐)
Joan Taylor
ジョーン・テイラー (マリザ)
Frank Puglia
フランク・プーリア(レオナルド博士)