海底2万マイル
20000 Leagues Under The Sea 1954USA

ウオルト・ディズニーの冒険映画で、この映画は南海の島で撮影されたとか...。
当時としてはなかなかな作品である。
帆船がチョイトサイズが小さいとこ愛嬌である。
なんと言っても、潜水艦ノーチラス号である。動力は原始力のようなもの。
誰が想像したのか分からないが、今持って、このデザインを超えるノーチラス号は
出ていない。
この原作をふまえた映画やTV映画はそれなりに有るのだが、である。
また船内をネモ船長が博士に案内するとこではそれなりの良い出来で今見ても
なかなか超える物を作れないのが分かる気がする。

さらに、艦長始め、
乗組員がズーット海でそれも海底が主な場所で生活している設定は今でも凄いと思う。
単に連続潜行日数を言えば今の原潜は互角以上だろうが、食物も海底で調達というのは凄い。

ストーリーはフランスの博学者アロナックと彼の助手、それと、モリ撃ちのカーク・ダグラス
扮するネッド、がアメリカの軍艦に乗って、海獣探しに出て3ヶ月経っても鯨、イルカくらいしか
見つけられず、今日で切り上げと言う日に、近くにいた船が爆発!
しばらくすると、目を光らせた海獣が現れ、大砲で撃つが、動きが速く当たらない。
そうこうしているうちに、海獣が軍艦めがけて突進!体当たりされ3人は海に...
しばらく漂った後に静かに浮かんでいた海獣を見つける。博士はここで、潜水艦と気が付いた。
乗船し、呼びかけるが返事がない。そこで、船内に...
豪華な部屋に大きな窓があり、そこから海を見ると、潜水服を着た人たちが葬式を行っていた。
潜水服の一人が博士達を見つけ、急いで戻ってきた。.......
それで、彼ら3人はネモ船長達と行動を共にさせられた。
そして、いくつかの冒険が彼らを待っていた。
中学の時、少年向けのSF小説しか読んでいないが、本では南極にも行っているが、この辺は
なかったな。当時のSF映画のサービスとして怪獣が出てくる事になっているのだが、ココでは
巨大なイカが襲ってくる。しかも、嵐の夜に。ココでネッドは船長を助け恩をうるのだが...

最後はどうも沈んでしまうようだが、終わり方が不自然なので、続編が出来たりした。
元がそうなのだから仕方がない。
そうしないと、3人が戻って、世間に知らしめるという設定がなくなるからであろう。

ノーチラス号はあまりの出来なので、今も、デズニーシーでノーチラス号が活躍している!


原作:Jules Verne ジュール・ベルヌ

Director:
Richard Fleischerリチャード・フライシャー

Cast:
Kirk Douglas カーク・ダグラス
   .... Ned Land
James Mason ジェームス・メイスン
   .... Capt. Nemo
Paul Lukas ポール・ルーカス
  .... Prof. Pierre Arronax
Peter Lorre ピーター・ローレ
  .... Conseil
Robert J. Wilke .... First Mate of the Nautilus
Ted de Corsia .... Capt. Farragut
Carleton Young .... John Howard
J.M. Kerrigan .... Billy
Percy Helton .... Coach Driver
Ted Cooper .... Mate on 'Lincoln'