サブダウン(97)
SFポイ作品であるが、なかなかおもしろい。
アメリカの原潜に海底調査船を乗せ北極海に行き氷山の調査、鯨の生態調査を行う。
この調査船は3人乗り。
通常は原潜に牽引されて行動する小型のものである。操縦はリック(調査船の設計者)
調査中にたぶんソビエトの原潜が急接近し接触事故、原潜は調査船を引きずって
海底に!650mの海底である。調査船は750mにも耐えられるように作ってあった。
原潜では操縦不能、火災事故などにより、乗務員は船尾の待避。
そこで、調査船にいた3人が原潜に乗り込み何とか浮上させようと必死の努力を
する。船内は場所により水没、ガスも充満!
どうやって3人で原潜を立て直す事ができ、乗務員を助ける事がはたして助けられるのか?
以外にチャンと潜水艦内部も作ってあり、ストーリ展開もそれなりにはらはらさせる。
最後の感動もモウチョイと思うが結構いける。
大作から見れば小作品なれど、見応えは十分である。


ボルケーノ
最大の見所はやはり溶岩の凄まじい破壊力をCGで再現出来た事だろう。
しかも、大都会LAのど真ん中から吹き出すのである。
これを阻止しようと、危機管理局局長が現場から無線電話で指センターに指示
するのである。
むろん、彼を手伝う者がいる。
一人は女性だが地震学者、地下鉄の責任者、シーダーズ病院の女医、市警察の部長
そして危機管理センターの彼の部下。
全員一致のしかも、自らの命を他人を、LAを救うため省みもしないのである。
特撮でこれまでやれる様に成った事が最大の主役では有るが。
一秒、一秒を争う決断、判断、が勝負の分かれめである。
だから、その即断即決の行動を見るのは見ていて気分が良くなるくらいである。

また、効果音もリアルだ。これがまた、特撮をより効果のある様に味付けしている。
ストーリは単純に出来ているので、ただただ大都市の中の火山爆発の
すさまじさを十分に堪能出来る。
このような映画を見ることによって、実際の災害が起きた時に役立つはずである。

主役の局長は逃亡者でFBI刑事の役でいい味出していたトミー・ジョーンズである。