天使がくれた時間
The Family Man ギャガ・ヒューマックス共同配給 125分

原題より邦題が映画の内容に合っている感じがする。
しかし、原題からするとこの内容が、仕事を取るか家庭をとるか!の選択にある。
出だしで、学生時代の恋人をおいて、ロンドンに研修に行き、そのままNYで証券会社の
社長になっり、クリスマスイブなのに仕事の為、会社に遅くまで残っている。
その帰りしな....。コンビニで浮浪者風の黒人男が宝くじに当たったと現金化してくれと
$299の当選券を出すが、偽物かもしれないから店員は拒否する。
そこに居合わせた、ジャックが自分がそれを買うと...
男は承諾し、一緒に帰る道で、「お前は満足しているか?」と聞くと「すべて手に入れ満足している」と
その夜、自分のベッドに寝たが...目が覚めると側にあの13年も合っていないケイトが居る。
それだけでなく、子供が2人も!
ここで面白いのは妻のケイトはジャックがどうかしたくらいにしか思わないが、
娘のアニーは「あんたパパじゃなく宇宙人でしょう!」と....。
子供は鋭いね。
でも、彼は元の世界に戻ろうと最初は努力するし、タイヤやの社長をやっていても
そこに、元の世界の会長が来たら、自分を売り込み、会いに行き、そこに就職しようと
でも、ケイトは喜ばない。「片道1時間もかけて通うの、家族はどうなるの!」と...

これは厳しい!日本の都会のサラリーマンは1時間で済めば良いほうだ!

今一、この家庭の生活の良さがアピールされていないのが、多少不満だが...
ビジネス的に出世するより、そんなに儲からなくても、家庭を大切にした生き方が
いいのでないだろうか?と映画は言っている。
現実はそう簡単ではないが....。

子供がヤパリ良いのだなと思う。アメリカの映画は本当に子供を使うのが上手いと思う。

Nicolas Cage(ニコラス・ケイジ)
 ジャック・キャンベル
Tea Leoni(ティア・レオーニ)
 ケイト・レイノルズ・
Don Cheadle(ドン・チードル)
 キャッシュ
Jeremy Piven(ジェレミー・ピヴェン)
 アーニー
Makenzie Vega(マッケンジー・ヴェガ)
 アニー
Director監督:
 Brett Ratner(ブレット・ラトナー)
Producer制作:
 Marc Abraham(マーク・エイブラハム)
 Tony Ludwig(トニー・ルドウィグ)
 Alan Riche(アラン・リッシュ)
 Howard Rosenman(ハワード・ローゼンマン)
Screenwriter脚本:
 David Diamond (デヴィッド・ダイアモンド)
 David Weissman (デヴィッド・ワイスマン)
Cinematographer撮影:
 Dante Spinotti (ダンテ・スピノッティ)
Composer作曲:
 Danny Elfman(ダニー・エルフマン)
Costume Designer衣装デザイン:
 Betsy Heimann(ベッツィ・ハイマン)
Editor編集:
 Mark Helfrich(マーク・エルフリッチ)
Production Designer美術:
 Kristi Zea(クリスティ・ズィー)