天国の本屋(恋火)
2004年/日本/1時間51分/ビスタサイズ
オーケストラを首になったピアニストの健太はやけ酒を飲んで、目が覚めると何か違う!
ドアを開けると、ヤマキが朗読していた。客は演奏会のようにして聞いていた。そこは天国の本屋であった。
ヤマキに状況を説明されたが、今一理解しきれないで居た。後日、本を届けに翔子の家を訪ねた。
そこにピアノが置いてあった。健太が弾くと翔子も聞いてくれた。お互いに心が通い合うようになった。
未完成の曲があるのを知り、共同で完成させることにした。
一方、地上では翔子の姪、香夏子が花火大会運営に当たっていた。近所の長老に昔“恋する花火”があった
事を知らされ、それを作った元花火師の瀧本にお願いするが、訳ありでガンとして応じてくれない。
後日、香夏子は叔母の翔子と瀧本の話を知り、思い出の浴衣を着て再度お願いに行くが....
花火大会の日、待っていたが、瀧本は現れなかった。未練を残し大会を終了させたが......。
なかなか、淡々としているが、気持ちが伝わる良い作品である。
最近、ハリウッド映画が元気がないのと、韓流「冬のソナタ」旋風の影響か、邦画もラブロマンスの作品が
多く作られているのは良いことだ。
今の若い人たちは純愛をよく分からないかのようにみんな観るようだ。
ただ、レンタルやで、この作品は「世界の中心で愛をさけぶ」より置いてない。
たしかに、比較するとややドラマチックさでは負けるが、すがすがしさはこちらが上だと思う。
もう少し、借りられても良いのにと思ってしまった。
長瀬香夏子・ 桧山翔子:竹内結子 町山健太:玉山鉄二 由 衣:香里奈 サトシ:新井浩文 マ ル:大倉孝二 千太郎:斉藤陽一郎 長瀬妙子:かとうかずこ 長瀬郁朗:あがた森魚 オーケストラマネージャー :斎藤 歩 桧山 幸:香川京子 (特別出演) 「天国の喫茶店」ママ: 鰐淵晴子 太 田:根岸季衣 西 山:塩見三省 ヨ ネ:吉田日出子 太 助:桜井センリ 瀧 本:香川照之 ヤマキ:原田芳雄 |
企画・プロデュース:宮島秀司 製 作:久松猛朗 プロデューサー:榎 望/遠谷信幸 原 作:松久 淳+田中 渉 「天国の本屋」(かまくら春秋社刊) 「恋火」(小学館) 脚 本:狗飼恭子/篠原哲雄 撮 影:上野彰吾(J.S.C) 美 術:小澤秀高 照 明:矢部一男 録 音:岸田和美 編 集:川瀬 功 スクリプター:西岡容子 装 飾:山本信毅 コスチューム:石橋瑞枝 ヘアメイク:井川成子/高橋和美(竹内結子担当) 助監督:谷口正晃 製作担当:森 太郎 音楽プロデューサー:小野寺重之 ラインプロデューサー:斉藤朋彦/岩田 均 ロケ協力:北海道 衣装協力:BEAMS 協 賛:三井広報委員会 音 楽:松任谷正隆 主題歌:松任谷由実 「永遠が見える日」(東芝EMI) 監 督:篠原哲雄 製 作:松竹/電通/小学館/衛星劇場/ S・D・P/テレビ朝日 配 給:松竹 |
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