世界の中心で、愛をさけぶ
2004/3 東宝

セカチュウと略で言われるくらいに人気になったなった作品でTV版も作られて放映されている。
物語としては、悲恋ものの常としてヒロインが病気で死ぬというものだが、個人的には学生時代の
2人のデートやカセットテープでのの交換日記がほほえましく、たぶん多くの人も、
自分の青春を思い出させてくれる感じがするのではないかと思う。
だから、いまだに、撮影現場に多くの人が訪れるのではないだろうか?
また、実に清々しいのだ。私の場合は片想いで終わってしまったが.....。
映画のお話は観てのお楽しみ、ま、文章で書いても上手く伝えられないと思うので、
現実にはこんな話はそう無いと思うが....。
観ていて、時々、自分の青春がフラッシュバックするような感じがする。
たぶん、小道具、大道具がそうさせてくれるのか?とも思う。
結構、古いものや、最近のものまであるのでその辺が、時代を超えた普遍性を与えてくれているのかもしれない。
たぶん、男性は朔太郎の感覚で、女性は亜紀の感覚で観るのだろう。
分かっていても、涙がさそわれる。そして、気持ちのなかでズーット余韻が残る。
個人的にはもうチョイ学生時代のやりとりのシーンが欲しかった。
その方が、より余韻が残るように思うからだ。
TVのものは観ていない。観るとどうしても比較してしまうからである。
TVのものは別物と思わないといけないわけで、その点がしんどいからである。

原 作 : 片山 恭一
監 督 : 行定 勲
主題歌 : 平井 堅「瞳をとじて」

松本 朔太郎 ……………… 大沢 たかお
藤村 律子  ……………… 柴咲 コウ
広瀬 亜紀  ……………… 長澤 まさみ
朔太郎 (高校時代) ……… 森山 未來
重蔵     ……………… 山崎 努

大木 龍之介 ……………… 宮藤 官九郎
龍之介 (高校時代) ……… 高橋 一生
ジョニー  ……………… 津田 寛治
ジョニー (高校時代) …… 古畑 勝隆
中川 悠子  ……………… 松田 一沙
亜紀の父  ……………… 杉本 哲太
朔太郎の母 ……………… 木内 みどり
律子 (少女時代) ………… 菅野 莉央
律子の母  ……………… 田中 美里
朔太郎の上司……………… 天海 祐希
蜷川先生  ……………… 近藤 芳正
英語教師  ……………… ダンディ坂野
同級生   ……………… 内野 謙太、西原 亜季、宮崎 将
写真屋店員 ……………… マギー
写真屋の客 ……………… 市川 しんぺー
空港の係員 ……………… 大森 南朋

生徒役   ……………… 香川県立高松北高等学校生徒 他

ロケ地:
 香川県木田郡庵治町
 香川中央高等学校 (香川町)
 津田高等学校 (さぬき市) 他