偶然の恋人
Bounce 2001−08 アスミック

今一、タイトルが内容とマッチしない。
簡単な話、飛行機事故で死んだ男の妻が乗車券を譲ってくれた男といつしか
恋に落ちていくのだが...。
バディ・アマラルはCM製作の会社の重要なポストに就いている。
こうなるとは予想もしなかったが、雪模様のなか空港の待合室でたまたま、知り合った男と女と
楽しい会話をしたとき、欠航が続いたので、その女性はホテルに泊まる事に、
1つの便が飛び立つ用意が出来たとき、バディ・アマラルは彼女について同室することに
それで、彼の乗車券をアビー・ジャネロの夫に譲った。それが事の始まりである。
このとこの模様はもう少し詳細が欲しかったし、サスペンスタッチで描いてもよかったのでは?
そして、自分の渡した券で相手が事故に遇った事のショックで1年アルコール付け...
ここもチョト足らない!もっと劇的に描いて欲しかった。
その後、偶然にアビー・ジャネロが営業をやっている不動産に...
ここの出会いも....モウチョイ!だな...向こうの不動産屋ってあんなもん??
全他に、秋の..大人の恋のふんわかとしたお話になっている。
アメリカ映画にしては、なぜかややカメラを引いた感じに作られている。
女性のほうから引きつけられる様子は分かるが...男の方の描き方が...
かなり不満を書いたが....
全体の雰囲気はなぜか、いい感じでこっちも恋をしたくなるような気分になるのが
不思議である。
多分にグウィネス・パルトロウの持っている雰囲気が良いせいかもしれない。
しかし、責任感があったにしてもあんな優しい男はいるのだろうか?
しかも美男子だし、お金も有りそう!結婚相手には文句ない設定だ。ズルイ!

監督/脚本 : ドン・ルース
製作 : スティーヴ・ゴリン,マイケル・ベスマン
共同製作 :
 ラン・C・ブロンクィスト,ボビー・コーエン
撮影 : ロバート・エルスウィット
編集 : デイヴィッド・カドロン
プロダクション・デザイン : デイヴィッド・ワスコ
衣装 : ピーター・ミッチェル

ベン・アフレック(バディ・アマラル)
グウィネス・パルトロウ(アビー・ジャネロ)
ジョー・モートン(ジム・ウィラー)
ナターシャ・ヘンストリッジ(ミミ)
ジョニー・ガレッキ(セス)
トニー・ゴールドウィン(グレッグ・ジャネロ)
アレックス・D・リンツ(スコット・ジャネロ)
ジェニファー・グレイ(ジャニス・ゲレロ)
デイヴィッド・ドーフマン(ジョーイ・ジャネロ)