グリンチ
2000、米国、105分、UniversalPictures

フーヴィルというファンタジックな村があり、
近くに頂上が魔法使いの防止のように曲がった山がそびえ立っている。
そこに居る人たちはみな優しく、楽しそうに過ごしている。
時は何日か後にクリスマスがやってくるある日から話は始まる。
みんな、クリスマスプレゼントをしこたま買い込んでいる。
有る家では、お隣さんと競争で家の前を照明などの飾りを競っている。
そこに、元気のいい2組の若者のカップルが山に向かって登っていく。
グリンチなんか怖くないと.....。
ところが、実際に山の頂上付近の洞穴に門があり....そこから
化け物?が出てきた!驚いた若者達は這々の体で逃げ帰って町で
言いふらした。グリンチが居た!と...。

設定も面白いし、映画の展開もテンポが良く、ナント言っても
郵便やのおしゃまな娘がかわいい!!
言うことも、まともすぎるくらいで、大人が忘れているのを思い起こさせてくれる。
グリンチってめちゃくちゃ意地悪なのだが...
何故、いじわるになったのかの件(くだ)りもチャントあるので、わかりやすい。
でも、シンディが一生懸命にグリンチをクリスマスの名誉会長にしようとするが
グリンチが嫌いな町長が意地悪するので、頭にきたグリンチはみんなの
クリスマスプレゼントを盗んで、山からばらまいてしまおうするが...。

結局、フーヴィルの住民フー達は本当の贈り物はモノでなく愛情だと...
悟り、グリンチを許すどころか....
HapyEndになる。
グリンチの悪役も、結構間抜けで、根は優しから、何時のまにか同情してしまう
ように上手く作られている。
この映画は多分全部セットで作った世界なのだろう。こじんまりしてはいるが
そこはかとなく、ファンタジックな感じになる。
よく見ると、フーの人たちも全員特殊メーキャップで作られている。
それは、雪の結晶の上の小さな所にある国のお話なのだ。
おとぎ話のようで、小さい子が観ても十分楽しめ、
観た後親子で話し合いが出来、キット楽しい夢を見せてくれるとおもう。

ジム・キャリー (グリンチ)
テイラー・マムサン (シンディ・ルーフー)
クリスティン・バランスキー (マーサ・フーヴィエ)
モリー・シャノン (ベティ・ルー・フー)
ビル・アーウィン (ルー・ルー・フー)
アンソニー・ホプキンス (ナレーション)
ロン・ハワード (監督)
ブライアン・グレイザー (製作)
ドクター・スース (原作)
ケヴィン・マック (視覚効果スーパーバイザー)
トッド・ハロウェル (製作総指揮/第2班監督)
マイケル・コレンブリス (美術)
リタ・ライアック (衣裳デザイン)
リック・ベイカー (特殊メイクアップ効果)
ジェームス・ホーナー (音楽)
ジェフリー・プライス&ピーター・S・シーマン (脚本)
ドン・ピーターマン (撮影)
ケビン・マック (特殊効果スーパーバイザー)
カート・ウィリアムズ (特殊効果プロデューサー)