ルーブルの怪人
2001フランス Belphegor: Phantom of the Louvre

フランス映画らしいというか、怖い映画を目指しているのだろうが淡々としている。
ソフィー・マルソーのキャラクターなのだろうか?古代エジプトの亡霊に取り付かれる時でも
簡単にドウにデモして!と言ってしまう。ルーブル美術館の館長も亡霊なんか居ない!と粋がっているし、
雇われた元刑事の老人も、役所としては執念の刑事なのだが、考古学者の初老の女性学者にチョッカイかけるし...
ま、多少、お笑い的でも有るが...そう言えば、ハリウッド映画のハムナプトラもそうだったな....。
てことは、ここら辺のセンスを頂いてきたのか...?同じ古代エジプトの亡霊の話し出し、
亡霊が、成仏したがっている。その為の道具を毎夜博物館の中を探し回っているのだ。
そこで、夜警の人が出くわした時、に殺してしまう。
リサはたまたま、地下工事をしている所から、恋人になった電気修理屋のマーチンとその通路からなんと
ルーブルまで行って、見学...はそこそこに...そこで亡霊に見初められてしまう。
なんと、亡霊がリサに乗り移ってしまうである。
夜な夜な、怪人の衣装を着て、ルーブルを徘徊するのである。亡霊だから、時々、消えたりするし、異動も
歩いている感じではなく、スーっと異動するのである。守衛に見つかると、一時逃げ、そこで消え、背後から
ハンドパワーと眼力?で幻覚を見せ自殺させてしまう。
ここら辺は結構ホラーっぽい。ルーブルの秘密といっても、この亡霊で、しかし、終わり頃に、道具をそろえて
お払いの儀式を執り行うと、霊は立ち去るが、他の絵画などからも沢山の霊が出てきて、夜のパリの空に飛び去る。
サービスのつもりか?
少々、不思議な作品だが、余計な事を考えないで見る分には結構面白い。

Sophie Marceau(Lisa/ Belphegor)
ソフィー・マルソー
Michel Serrault(Verlac)
ミシェル・セロー
Frederic Diefenthal(Martin)
フレデリック・ディフェンタール
Julie Christie(Glenda Spencer)
ジュリー・クリスティ
Lionel Abelanski(Simmonet)
Jean-Francois Balmer(Bertrand Faussier)
Francoise Lepine(Suzanne Dupre)
Francois Levantal(Mangin)