オースティン・パワーズ・デラックス(99)
一応、前回の続編?となっている。
前作での相棒との新婚でのベッド・シーンから始まるのだが...。
オースティンがTVを見ようとリモコンを押すと彼女の動きがおかしくなり、ついには
顔が剥がれロボットの中身が出てくる。さらに、オッパイ・マシンガンをブッパナス!
はっきり言って、ストーリはダジャレといっても子供がよく言うようなお下劣なもので
アメリカ人でないと良くワカランものも多い。
私にもわかる程度のものもいくつかあるが、
007の「ドクター・ノー」のウスラ・アンドレスのビキニ姿。スターウオーズのダース・ベーダー
のまね。同じ会社なのかな?インデペンデンス・デイのホワイト・ハウスを爆発するシーン
後は??なんといったって、全編、お下劣なのだ。サスガデラックス?
はじめの編で百貫デブのファット・バスタードのクソの汁をコーヒーと間違えて飲む所とか
女性は全部SEXが目的のような...そういえば007シリーズは終わりはいつも
二人仲良く....、ヤヤ、ロマンチック描いているが、考え方をより露骨にすれば
アースティンになるのだろう。
でも、これもアメリカ的で、いまいちストレートには笑えない。
ま、しかし、タマにはこんなオゲレツな映画もいいのかもしれない。
スラングを知っていると面白そうではあるが....。

オースティン・パワーズ(98)
日本人にはなじめないタイプのドタバタ、パロディてんこ盛りの喜劇。
007シリーズをパロッタものだが、よく見ていても何処までパロッテあるのか分からなくなる。
結構細かな所までやっているようで、誰もが分かる所では、アレンジが強くピントこない。
向こうの007ファンなら分かるのかもしれないが....。
特に名前の付け方が良くワカラン。
オースチン・パワーズ(ジェームス・ボンド)、ドクター・イーブル(ドクター・ノー)
ナンバー2(スペクター)、猫は「ダイヤモンドは永遠に」プロフィールドの猫、
おばさんは「ロシアより愛をこめて」に出てくるロシアの怖いおばさん、
のなど
相棒のバネッサ・ケンジントンは美人なのは、ボンドガールズになるのだろうが...
ま、そんな事はドウでも...
日本のドリフターズの「8時だよ全員集合+パロディ」的な物であると思えば、
気楽にみれる....かな?
登場する女性が美人なのは助かるが....。
車も派手なジャガーEタイプに国旗を全面にのチョー目立つもの...
アストンマーチン、ロータスエスプリが出たからジャガーにしたのか?
私の記憶ではこのEタイプが出たのは「バニシング・ポイント」で競争
相手になり川につっこんでしまう位しか覚えていない。
良い車なのだろうが少々デザインが古いからなのだろうか?
話も30年の眠りからさまされた、ドクター・イーブルとコレまた30年
の眠りからさまされたオースティンの対決...コレもシルベスター・スタローン
の「デモリシュ・マン」の話に似ている。
気が付かなかったが、アースティンとドクターはマイク・マイヤーズの二役でした。