パッション
THE PASSION OF THE CHRIST
2004年:アメリカ・イタリア合作

凄い映画だ!安直な気持ちではその威圧感に押し出され観ることが出来ない!
R指定を受けているが、キリストに対する暴力をこれでもか!と言わんばかりの描写だかららしいが...。
たぶん、メル・ギブソンはこれを描くことで、キリストの皆の罪を背負って十字架にかけられた意味を言いたかった
のでは無いだろうか?この作品を見終わって、
今のローマー法王ってキリストの精神を受け継いでいるんだろうか?と疑問に思えてくる。
私はキリスト教徒でないが、若いとき「聖衣」「キング・オブ・キングス」「ベンハー」「十戒」
「天地創造」なんか見たし、聖書も読んだ。
しかし、これほど心臓にぐさりとくる作品はなかった。この映画ではあまりキリストの教えを言っていないが、
彼を処刑した人たちの愚かさがよく分かる。
ブッシュ大統領、小泉首相が彼らに似ている気がした。
今、キリストがいたらなんと言うだろう?何も言わないかも、
言うことはたやすいが、理解させることにはならないから、この作品でもキリストは多くを言わない。
それにしても、捕らえられて処刑されるまでが全編とは驚きである。
また、マヤ・モルゲンステルン(イエスの母マリア)が印象的であった。
モニカ・ベルッチ(マグダラのマリア)の美しさもこの作品を引き立てる。
それにしても、モニカ・ベルッチっていろんな作品に出るね。感心する。

Starring:
James Caviezel,
ジム・カヴィーゼル(イエス・キリスト)
Monica Bellucci,
モニカ・ベルッチ(マグダラのマリア)
Maia Morgenstern,
マヤ・モルゲンステルン(イエスの母マリア)
Rosalinda Celentano,
ロザリンダ・チェレンターノ
Sergio Rubini,
Mattia Sbragia
Directed by:
Mel Gibson,メル・ギブソン
Produced by:
Bruce Davey,ブルース・デイヴィ
Mel Gibson,メル・ギブソン
Stephen McEveety,スティーヴン・マクヴィーティ