クロコダイル・ダンディ in L.A.
(2001/6)

13年ぶりだそうだが...多少老けたかな?と思う程度で全く変わらない風貌、容姿で
しかも、相棒役のアレック・ウィルソンや妻役のリンダ・コズラウスキーも御同様なので
13年の差を全く感じさせない。
しかも、お話の役柄も全く変わらなく、大都会とオーストラリアの田舎とのカルチャーギャップとも
言える設定も全く無理なくコメディとして楽しめる。
いつもながら、単にコメディでなく悪やつと対決し、しかも、何の大立ち回りもなくやっつける!
それが、さわやかな痛快さになっている。
だから、観ていて、はらはらどきどきが無い!安心して観ていられるが飽きさせもしない。
笑いも、大笑いでなく、クスクスの程度なのがかえっていい感じである。
どじも何度かあるが、それもまた楽しい。
相棒が高いビルの上にいってみたいと言うので、屋上に行くが、
「NYは地震がないがLAは多いのだろう?今来たらどうなる?」と相棒が聞いて、
「そりゃ、ちょっと揺れるだろうな...」と言って、そそくさと屋上から降りるシーンも笑える。
また、特別出演でボクサーのマイク・タイソンが公園で座禅していて話しかけ
一緒に同じポーズをするが、「助けてくれ...足がしびれた」と、以外にヤワな所も見せる。
あらすじは
まだ結婚はしていないが、子供がいる。
奥さん(まだだが)に手紙が来て、LAの新聞社の編集局長が事故で急死したから、
手伝ってほしいと...そこで、一家がLAに引っ越し、ダンデーはやることが無いので
息子の学校への送り向かい。だが、田舎者と息子が学校で言ったのを気にして、
スーの紹介で知った、前2作が全くの不人気だった、リーサル・エイジェントの第3作目を作っている
怪しい映画会社シルバー・ゲートの就職し、通行人の役をもらうが、すぐにチンパンジーのおもりを
する事になるが、そこで、怪しい絵画を運び込んでいるのをみて、額縁に麻薬が入ってると思い
削り取って警察に鑑定してもらうが、違っていた。
でも何かが怪しいと...次に絵画の写真を持って行くが、これは偽物ですと言われたが
美術館が灰になった以前に運び出していたのではということで、鑑定のため1枚盗み出すが
発見され、追い回されるが、一人、また一人とやっつけてしまう。
ところが、リーとジャッコが捕まりピンチに...と思いきやライオンが...。

学校の女の先生がワイルド系の男が好きで、最初はダンディを好きなるが、
スグに相棒のジャッコを好きになる。
事所はもうチョイ描いてほしかったが...次は相棒が主役!になりかねないから...
で、やめたのかな??
好色な女性がチョイとずつ出てくるのも面白い。「良いケツしてわね」て...。

子役のマイキーも学校でネズミをやっつけて人気になるし、おもりの相棒を学校に連れて行き
ワニにかじられたアトを教室で見せると、先生がウットリ...。
チート、好色なのもクスクスと笑えるとこだろう。
是非、第一話、第二話とも観てほしいものである。この3部目はこの2つの面白さを適当に
織り交ぜた面白さがある。第一話は完全にカルチャーギャップの面白さで、第2話はオーストラリアの
アボリジニがいる山で恋人が悪いやつに連れさられ、これらと対決する。ややサバイバル的な面白さがあった。

監督 : サイモン・ウィンサー
製作 : ランス・フール
製作総指揮 : キャシー・モーガン
撮影 : デヴィッド・バー
美術 : レスリー・ビンズ
衣裳 : マリオン・ボイス
音楽 : バジル・ポールドゥリス
ミック・“クロコダイル”・ダンディー : ポール・ホーガン
スー・チャールトン : リンダ・コズラウスキー
マイキー : サージ・コックバーン
ジャッコ・ダニング : アレック・ウィルソン

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