シカゴ
Chicago(2002)

Bridget Jones's Diary (2001)、ブリジッド・ジョ−ンズの日記 で一躍スターになったレニー・ゼルウィガーが主役!
私はブリジッド・ジョ−ンズの日記を少し見ただけで見る気が無かったが(趣味の問題)、
この映画では雰囲気をカナリ変えたようだ。私の印象ではマリリン・モンローをヒステリックにした感じと思った。
映画は私の予想に反しミュージカルであった。シリアスドラマかと勝手に思っていたのだが...
出だしはまさにキャサリン・ゼタ・ジョンズ(ヴェルマ・ケリー)が人を殺して来て洗面所で手に付いた血を洗い落とすところ
があり、予想通りかと思いきや...牢獄に入れられる処からえらく元気なまさに暗黒のローリングトゥエンティと言われる
ギャングが横行していた時代にもう一つショービジネスが開花時代でもあった。Jazzといてもブルースでない。
スイングSWING全盛時代だから、メチャ元気が良い!観客も熱狂的である。
そんな感じが画面全体に広がっている。
さらに、レニー・ゼルウィガー(ロキシー・ハート)はヴェルマに憧れ自分もスターに成りたいと思って紹介してくれると言う男とつき合い
体も許していたが、彼が嘘を言っていること分かって拳銃で撃ち殺してしまい、牢獄にはいる。
ココでも、ゴツイ女看守ママ・モートンがスゴイ歌を披露するし....。
この映画を見ていると女性を騙したり裏切ったりした男は殺されても文句が言えないと言う気にもなるから不思議である。
さらに、お金も力もない男はしょうも無いヤツとして、女には世間的には悪党と思われる弁護士が実に素晴らしいたくましい
男として映るから面白い。
かくて、彼女は女看守、悪徳弁護士リチャード・ギア(ビリー・フルン) を味方につけ無罪を勝ち取り
さらにはスターに上り詰める!
お話はともかく、音楽が素晴らしい!こんな元気の良い音楽は久しぶりである。
ミュージカルは個人的にはウエストサイド物語以来だったのだが実に完成度が高いと思った。
しかし、こんな元気にしてくれ、気分がスカーっとする作品は久しぶりである。
よく考えるとチト??な感じではあるが....。
個人的には
キャサリン・ゼタ・ジョンズ(ヴェルマ・ケリー)が少々太っていたが、個人的には最高!
私はこれくらいふっくらしてるほうが好きである。しかも、目つきの鋭さ!もうメロメロ....

Starring:
Renee Zellweger[Roxie Hart],
 レニー・ゼルウィガー(ロキシー・ハート)
Catherine Zeta-Jones[Velma Kelly],
 キャサリン・ゼタ・ジョンズ(ヴェルマ・ケリー)
Richard Gere,[Billy Flynn],
 リチャード・ギア(ビリー・フルン)
Taye Diggs [Bandleader],
 テイ・ディッグズ(バンドリーダー)
Christine Baranski,[Mary Sunshine],
 クリスティン・バランスキー(メアリー・サンシャイン)
Lucy Liu [Kitty],
 ルーシー・リュー(キティー)
Queen Latifah [Morton Mama],
 クイーン・ラティファ(ママ・モートン)
John C. Reilly [Amos Hart] ,
 ジョン・C・ライリー(エイモス・ハート)
Directer:
Rob Marshall ロブ・マーシャル(監督・振付)
Produced by:
Marty Richards,マーティン・リチャーズ(製作)
Writer:
Bill Condon ビル・コンドン(脚本)