パイレーツ・オブ・カリビア/呪われた海賊たち
Pirates of the Caribbean The Curse of the Black Pearl (2003)

ディズニーの映画だが、お子様向けではない。
当初はそうだったらしいと何かに書いてあったが....。
しかし、そういわれると多少そんな雰囲気も残っている。
ラブロマンスもあるのだが、アッケラカンとしているのである。肌の露出もない。
個人的には「カットスロート・アイランド」のほうが好きだ。
こちらは大人向け!と言っても嫌らしくも暴力が痛々しいと言うこともないが...。

さて、話はエリザベスが幼少の頃海賊船に襲われそれに乗っていた少年ターナーが
漂流していたのを助けられ、彼女が介護したときにターナーの首に金のドクロの首かざり
を取り上げた事からはじまる。
ターナー、エリザベス共結婚を考える大人になっていたとき。
海から貧乏くさい今にも沈みそうな小さな帆船に一人乗ってきた海賊がいた。
彼は総督の艦船を盗もうと島にやって来たのだ。
しかし、いち早く海賊とバレ、大捕物になる。結果捕らえられるのだが、
なんと、しばらくすると、イヤな風が吹いて、ブラックパール号に乗った海賊が現れるのである。
この船は帆がボロボロでまるで幽霊船のようである。
その海賊にエリザベスはさらわれ、ウイルとジャックは総督のカリブ一速いと言われる小型の帆船を
盗みブラックパール号を追う!
さすが、海賊映画!昔ハリウッドは西部劇と同様に海賊モノを多く作っていたのだが、
その時の作品以上に迫力がある!
また、ディズニーらしく海賊達は呪われていて死人でもないが月夜の光に照らされると
そのおぞましい姿を見せる。まるで、ゾンビのようである。

海賊キャップテン・ジャック・スパロウのキャラクターも良い。半分ふざけた様な感じが良い。
そのおかげで、変に緊迫もしなくてすむ。ハラハラドキドキもまるでデズニーランド感覚である。
たぶん、そのうちに、この海賊船がデズニーランドにお目見えするやもしてない。
それくらいに良い出来である。
DVDの2枚目のメーキングをみると感心しするが、海賊モノがこれを機に沢山作られることを
期待したい。

Starring:
Johnny Depp ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
Orlando Bloom オーランド・ホロウ(ウイル・ターナー)
Keira Knightley キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
Geoffrey Rush ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ) 
Jack Davenport ジャック・ダベンポート

Director:
  Gore Verbinski ゴア・ヴァービンスキー
Producer:
 Jerry Bruckheimer
Screenwriter:
  Jay Wolpert
 Stuart Beattie
 Terry Rossio
 Ted Elliott テッド・エリオット
Composer:
 Klaus Badelt
Executive Producer:
 Michael Stenson
 Chad Oman