ダンジョン&ドラゴン
Dungeons&Doragons
2001/7 米・チェコ共同製作

ロールプレーンゲームの映画化らしい。残念ながら、私はゲームに強くは無い。
この映画のSFXは素晴らしいの一語につきる。出てくるドラゴン、お城などアチコチに
3DCGテクニックを使っている。いいかえればゲームの中に人間が入って演じている
ような感覚で観ればいいのではないだろうか。特に最後のドラゴンの対戦は迫力がある。
このシーンは多分殆どが3DCGで作ったのであろう。
お話は単純で、悪人の宰相が国を乗っ取ろうと企て、目障りな女王を失脚させるべく
工作する。最初に自分が作ったドラゴンをコントロールする杖を作って捕らえてあった
ドラゴンで試すが、失敗してしまい、方向転換したのだが、女王に就いている老いた魔法使い
が女王が持っている杖以外にもう一つ赤いドラゴンを操る杖がある事を話す。それを聞きつけた
宰相は手下のダモーダを使わし、魔法使いを殺し在処を示した地図を取り上げようとしたとき
宝庫に侵入していた泥棒リドリーとスネイルを魔法で捕らえたマリーナが地図を取り、こそ泥達と
外に逃げた。
出だしの展開もさすが人気ゲームの展開らしく、テンポが良く休む間を与えてくれない。
それから、彼らは途中で一緒になった、エルウッドと4人で赤いドラゴンの杖を探しに行く。
その前に、赤いルビーが必要でそれを求めて、アンティアス−シティの泥棒の大将から
迷宮の中にあるがそこは今まで誰も取ってきた者がいないといわれる。
が、リドリーは果敢にもそのゲームに挑戦する。
ここは、インディジョーンズ、や古くはソロモンの秘宝を思い起こさせる。
仕掛けがあり、それを何とかクリアーし巨大ルビーを手にする。
ここの、迷宮は今一といった感じがしないでもないが...ココを長くすると他の時間が...
その直後に宰相の手下ダモダーが来て、マリーナをさらっていってしまう。
この後、さらにはらはらする場面が沢山出てくるが.....
なぜか、安心して観ていられるのが不思議でもある。
その後、リドリーは特別な人間なのだと言うが...ココの所が何が特別なのか?がよく分からない。
ゲームをやっている人は分かるのだろうが、少々飛躍があるように思えた。
ドラゴンの決戦はスターウーズと良い勝負するくらいの出来である。
ここでも、モウチョイ、ハラハラさせるシーンが欲しかった気がする。
上映時間が108分なのは少々物足りない。出来れば120分は欲しかった。

オフィシアル・ホームページは残念ながら作りが凝っていて何処に何があるのか探すのが大変である
そのかわり、イロイロ説明があるが....。

ジェレミー・アイアンズ 宰相プロフィオン
JeremyIrons :Profion, Evil Arch-Mage
ソーラ・バーチ 女王サビ−ナ
ThoraBirch:Empress Savina of Izmer
ジャスティン・ワリン こそ泥リドリー
JustinWhalin :Ridley, an Unlikely Hero
ゾー・マクラーレン 見習い魔法使いマリーナ
ZoeMcLellan :Marina, Wizard in Training
ブルース・ペイン 宰相の手下ダモダー
BrucePayne:Damodar, Commander of the Crimson Guard
マーロン・ウェイアンズ 相棒スネイル
MarlonWayans :Snails, A Rascal With a Dark Past
クリスティン・ウイルソン
KristenWilson Norda, Half-Elven Ranger
リチャード・オブライエン
RichardO'Brien :Xilus, Head of
  Antius City Thieves Guild
リー・アレンバーグ 
LeeArenberg :Elwood, Dwarven Veteran
監督:コートニー・ソロモン
ジョエル・シルバー
トッパー・リリエン , キャロル・カートライト
ダグラス・ミルサム
ブライス・ぺラン
バーバラ・レイン
ジョージ・ギブス