ミス・ダイヤモンド2/M:D−2
TRIVAL PURSUIT
2000年/ドイツ映画/94min/発売:エスピーオー

前回のミス・ダイヤモンドはスパイ映画的でアクションもふんだんにありおもしろかったが、
今回のはこそ泥的で、盗む方法も、単にスリの様な..しかもすぐばれ逃げてバカリ。
ストーリーもミステリアスに使用としたのか、なかなか展望が見えてこない。
分かるのは、ゴク終わりの所から...。もう少しハリウッド映画を勉強して欲しい。
主役の美しい女泥棒アナも向こうでは流行ってるのかもしれないが、美人と言えるほどでもないし。
ただ、B級?と言うには作品の作りが丁寧だし、静止画的にはオランダを舞台にしているせいか
えらく、風景が美しい。ラブ・ロマンスの作品だったら相当良い線がありそうな気もするくらいである。
役の設定が見えない中、男とそれも何者なのかも分からないまま、逃げまどう様は
見ていてもよく分からないので退屈になってしまう。
お互いに身分を隠しているのだが....。さらに、結末も今一盛り上がらない。
大変なシーンのはずだが...。
原題がTRIVAL PURSUITだからイメージが違って当たり前なのかも..
無理矢理な邦題だな。確かにダイヤモンドを盗むのだが.....。

この映画はヨーロッパの風景を楽しむと言うところで良いのでは?
それと、この手の作品こそ、有る程度、宣伝すべきだと思うが、インターネット上の情報が
あまりにも無い!大手の企業のものは有るが...それも旬がすぎるとチィト寂しいHomePage
に成り下がってしまうのは、残念である。資料として、成り立つような物を作るべきだと思う。
古い映画でも、名作でなくても、見所は何処かしら有るはずだし、人によっては
名作よりその作品が見たいと言うのもあるのだから。
ま、古い作品は会社も無いだろうから、著作権の問題が難しいのかもしれないが....。


監督:クルト・ファウドン
製作:アルノ・オルトメアー
脚本:フィリップ・ヴィングス
編集:コニー・シュレトッカー
音楽:フランコ・トハトーラ、トム・バイト
ユーレ・ロンシュテット
トビアス・モレッティ
トーマス・ハインツェ
カイ・レントロット
グレゴール・セバーグ
ハンス・ヤーゲン・シルバーマン