スコーピオン・キング
The Scopion King 2002
Universal Pictures

この映画は、ハムナプトラ2に前座で出たザ・ロックがそのたくましい肉体の魅力で出来た映画といって良い。
お話は古代先史を舞台にしている一種の出世物語になっている。
マサイアスがわずか3人の仲間と賞品稼ぎをしてメムノンに戦いを挑もうとする王からルビーをもらい、
メムノンの予言者を殺しに出かけるが、王の息子がメムノンに内通してマサイアスを残して殺された。
そこで出会った予言者はマサイアスの予想と違って若き女性であった。彼女は殺されそうになったマサイアスを
予言と称して、その日は殺さなかった。生き残ったマサイアスはそこで知り合ったアービットとゴモラの町に行く。
そこで、予言者をさらい砂漠に、マムノンをおびき出す予定がそうはいかなかった....
話は単純なのだが、そのほとんどのシーンに戦いがある。個人的に残念ななのが、ザ・ロックの筋肉美を
もっと出して欲しかった。途中で仲間になるマイケル・クラーク・ダンカンもスゴイ肉体美である。
どちらが上か分からない位である。
ザ・ロックの身長が198cmと何かに書いてあったが....この映画で見る限りはそうかな?と思う。
周りも大きい人を配置しすぎたのでは?とも思ったり。
この映画のもう一つの魅力はケリー・ヒューであろう。
惜しげもなく素肌を露出しているのである。が、乳首までは見せていないのはサスガである。
ゴドムから砂漠に逃げた時に風呂に入っていたときにさらわれたので、町のそこらにあった布をまとっている
格好になっているので、側面が露出している。かなりきわどい服になっている。
そこが、あやしい魅力になっている。かって「ソドムとゴモラ」という映画でロッサナ・ポディスタがやはり
前後の布を側面で数カ所ひもで結んだ洋服で横がほとんど見えてしまうデザインが話題を呼んだが、
これはもっと過激である。が、見えそうで見えない工夫は実に巧みである。
少々、話の展開は速すぎるように思うが、会話が少ないからだろう。ともかくテンポが速い。
しかも、格闘シーンも素早い。多分相当に練習したのだと思う。
ま、蛮勇ものが少ないので、その方面の面白さをアーノルド・シュワルツ・ネガーのコンナンシリーズいらいの
久しぶりに痛快に見せてくれた作品になっている。間に作品がなかた訳でないが、あまり記憶にないくらいである。

The Rock 1 ザ・ロック(マサイアス)
Michael Clarke Duncan 
   マイケル・クラーク・ダンカン(砂漠の王)
Kelly Hu ケリー・ヒュー(カサンドラ 予言者)
Bernard Hill バーナード・ヒル(フィロス博士)
Steven Brand
 ステーブン・ブランド(メムノン 征服者)
Grant Heslovアーピット(調子者)

Director: Chuck Russell チャック・ラッセル
Produced by:
James Jacks, Kevin Misher,
Stephen Sommers, Sean Daniel
Written by: Stephen Sommers, David Hayter,
William Osborne, Jonathan Hales
Executive Producer:
  Vince McMahon ビンス・マクマホン