ドリヴン
Driven 2001 USA

F1レーサーのお話。それと青春映画をかねている感じの作品。
F1はLightWave3Dで作られたと何かの雑誌に載っていた。
でないと、あんな無茶なシーンは出来ないだろう。3DCGに依る効果は絶大である。
私も3DCGをやっているがこれほどの物は作れない。
コンピュータの処理能力も大いに影響してくるからである。
さて、話はF1レースの話で、キップ・パルデュー演じるブライがスランプに陥っているのを
チームのボス、ヘンリーが引退していたジヨー・タントを呼び戻した。ブライを優勝させるためである。
この話は少々人間関係が複雑である。
ジヨー・タントとカール・ヘンリーの昔の関係、ジヨー・タントとジミー・ブライの先輩後輩の関係、
優勝を競っているボー・ブランデンバーグとジミーの関係、ここに女性ソフィーが絡んでくる。
また、兄弟の関係、チームメートの関係もありで、レースに集中できない位である。
もうチョイ簡潔に出来なかったのだろうか?と思う位である。
レースはTVでF1を観戦するより遙かに迫力がある。F1はあまり好きでないが
アイルトン・セナが事故死したレースは見ていた。死ぬとは思わなかった位にスローな
壁への激突だった。この映画の様に空中を大きく飛んだら...そこは考えたのだろう
落ちたとこが川のような所にしてあったから。
ここで、爆発炎上するシーンも燃料はアルコールだから目に映りにくいはずだが、
黒煙まで出ていた...。ま、この方が迫力あるには違いないが....。
F1は観客の目線で見るのと、運転するのではエラク違うと思うが、そこの所を
もうチョイほしかった。また、コックピットの動きももうチョイト激しいものではないかと
思うが.....。TVでしか観戦した事がないので......。
できれば、次はパリダカをテーマにやって欲しいな....。
ルマンはスチーブ・マッ クイーンがやって興行的に失敗だったらしいが....。
パリダカだとシリーズ化出来ると思うがな。
おや!と思ったのは、チーム監督のバート・レイノールズだ。
昔は、「トランザム7000」、「キャノンボール」で飛ばし屋の作品に出ていた。
懐かしいと同時に、ずいぶん時が経ったな...と....。

シルベスター・スターロン 製作・脚本・(ジヨー・タント)
キップ・パルデュー (ジミー・ブライ)
エステラー・ウォーレン (ソフィー・サイモン)
ティル・シュワイガー(ボー・ブランデンバーグ)
ジーナー・ガーション(キャシー・モレノ)
クリスチャン・デ・ラ・フュエンテ(メモ・モレノ)
バート・レイノールズ(カール・ヘンリー)

監督・プロデュサー:レニー・ハーリン
製作総指揮:ドン・カーモディ
編集:スチャアト・レヴイ
Starring:
Sylvester Stallone
Burt Reynolds
Kip Pardue
Gina Gershon
Til Schweiger

Directed by: Renny Harlin
Produced by: Elie Samaha, Renny Harlin, Sylvester Stallone
Written by: Sylvester Stallone
Distributor: Warner Brothers