アート・オブ・ウオー
2001:Art of war :日本ヘラルド映画 :118分

ストーリーがこりに凝っている。主役のニールはスパイ工作員、007みたいなやつ。
MI的と言った方がいいのかも...。
それが、最初からチョー、ド派手なアクションを見せてくれる。しかも、眼鏡に仕込んだ
無線テレビカメラで政治家のイヤラシイ行いをしているのを撮ったり、その後の銃撃戦!
凄まじいが、平気なのだ。終わりにかなり高いビルだからか、用意してあった、パラシュート
で下に待っている車から出したクッションに乗り脱出!しかし、降下中に銃に肩をやられた。
ここが、後半につながる仕掛けが出来ている。
簡単に決着が付くと思いきや、これが2点3点、誰が敵か見方かも予想が外れる様に作っている
かなりのマニアなら、見破るだろうが....
バックボーンの話としては米中の貿易自由化がある。それに反対する者が星!
また、怪しげな中国女性ジュリア。通訳なのだが....結局ニ−ルに疑心暗鬼でつきあう。
ま、しかし、お話は見てのお楽しみ。
ウェズリー・スナイプスが思う存分に暴れるのは、痛快である。私的には、MI2よりおもしろかった。
最後の、最後までおもしろい。その割には、あまり人気が出なかったのは不思議である。
ウェズリー・スナイプスって何度か映画でビルの上からパラシュートで降りる作品があるが、得意なのだろうか?
最近、やや、アクションものがシュワちゃん、やスターロンがお年のせいか、飽きられてきたせいか、低調に思える。
この作品は、いいと思うが....。
マリエ・マチコも不思議な色気を出している。車の中で裸になる!かなりスレンダーな体だが...。
ドナルド・サザーランドこのおっさんはスペース・カーボイでも頑張っていたな。
俳優も結構イイ線いてる連中だ!

ウェズリー・スナイプス(ニール・ショー)
ドナルド・サザーランド(ダグラス・トーマス)
マリエ・マチコ(ジュリア)
アン・アーチャー(エレノア・フックス)
マイケル・ビーン(ブライ)

監督 クリスチャン・デュゲイ