華麗なる賭け(88)
The Thomas Crown Affair

主演:スティーブ・マックイン フェイ・ダナウエイ

製作監督:ノーマ・ジュイソン 脚本:アラン・R・トラストマン 音楽:ミシェル・ルグラン

アカデミー主題歌賞を取っている。放題「風のささやき」
資産400万ドルの大富豪の投資家である。トーマス・クラウンがなにを思ったか
会社の近くにある、ボストンの大銀行から番号の控えていない200万ドルを人殺しを
をしないで、鮮やかに、証拠も残さず盗みその金をスイスの銀行に匿名で預ける。
保険会社はこの損害を黙ってはいられない。美人探偵のビッキーに調査を依頼する。
むろん警察も動くが....。
ビッキーの感で、3人の容疑者が浮かぶ、その中のトーマス・クラウンが犯人と
直感し、彼にそのファッションセンスと女の魔力で近づく。
しかも大胆に、彼に「あなたが犯人でしょうと」ズバリ言ってしまう。
トーマス・クラウンは一瞬驚き、興味からビッキーにデートを申し込む。
しかし、写真を見たときから、イカスと思っっていた彼女はやや公私混同...
彼の部屋で結ばれ、男と女の関係を持ってしまう。
その後も、二人でサンドバギーで海岸を疾走し楽しむ。
しかし、刑事に彼には彼女がいる事を見せられる。
トーマス・クラウンも彼女と刑事の必要なマークに根を上げたかのように
降参するとビッキーにサウナで言い保険会社に電話するが...会社は
許さなかった。
そうこうして有る夜ベッドで、もう一度、実行しようと....言う。
彼女は嘘でしょうと言いつつも....
彼女はトーマス・クラウンとの愛より彼を逮捕するつもりで盗んだお金を入れてある
墓地のゴミ捨て近くで警部達と待っていた。
そこにロールス・ロイスが入ってきた。だが、運手していたのは雇われた男で
トーマス・クラウンのメッセージをビッキーに渡した。
予定より早く発った。金を持ってくるか、そこに残るかとそこには書かれていた。

この映画は華麗と言うにふさわしい、トーマス・クラウンのライフスタイルである。
黄色いグライダーで悠々と空に舞ったり、サンドバギーで海岸を疾走したり、
特にスティーブ・マックインの好みだと思うがこのサンドバギーのシーンが3度も出る。
スーツ姿のマックインもなかなか決まっている。その前のイメージは西部劇の無頼漢だったが、
もっと驚くのはフェイ・ダナウエイ、シーンが変わるたびに服装が変わるのである。
いくつ変えたか.....。
それと、さすがアカデミー賞に輝いただけの事はある。ミッシェル・ルグランの音楽が
主役達の心を揺らぎを音楽で表現している。今の映画ではほとんどそんな使われ方は
しなくなった。寂しい限りである。