複数スピーカ接続


ひょっとしたら、大きいスピーカと同等の性能が出るか?

と思い....。手持ちの小型スピ−カを4台使って、パラレルとシリアルで合計インピーダンス6オーム
に近くなるように接続。6オームピタリには個々がピタリ6オームというわけでは無いので...。
厳密に言えば、能率も若干違うのだが、そこはオオメニ...。

       

使った、SPは DENON USC-M10KENWOOD LS-SE7Pioneer S-R5V-LRSANSUI S11
いい加減な図だが、この様にして接続。 これを、LUXMAN L−10 に接続。

さて、聞いた感じは、

1:イージーリスニングには良い。個々の癖が相殺され、癖の少ない感じになった。
2:ダイナミックさは無い。
3:性能の良い小型スピーカの音色と言った感じ。
4:アタックの強いJazzは全く駄目。LUXMANの L−10 の性格がそのまま出ている感じ...
5:低音は一聴出ている感じがするが..、高音も...
6:期待した大音量は無理だった。低音が最初につぶれる。

ま、能率が正確には分からないが、87dB位とすれば、4台だから4倍で+6dB(電力)だから93dBと
他の大きいスピーカより能率が良いことになるのだが、MAX Powerが半分位だから、結果は同等くらいに成りそうだが...。
スピーカの大きさは見た目だがDS−66Z位になる。

しかし、大音量となると...。LUXMAX L−10では駄目なので、AU−9500 でやってみる。

AU−9500で同様にやってみると、さすがである。
相当な大音量もOK DS−66EX程ではないが、カナリ近づいてきた。
アタックもDS−66EX程ではないが、結構イケル。

結論からすると、DS−66Zに近くなった感じで、一般的な意味では使いやすくほどほど大音量にも耐えるものとなった。
f特がフラットに近づくのは同じスピーカでないからである。
小音量から、ホドホド大音量までOKとなる。
逆にDS−66EX や JBL 62T ほどアタックは強くないのも、組み合わせだからかも....。

マアマアの結果に終わって良かった。これが、予想外に悪いと、小さいスピーカよさようならに成るところであった。

イージリスニングは予想外に良い。柔らかい音がするのである。