実験


さらに...
サブウーハーにしてみた。本来ならちゃんとしたウハーをもうけるべきなのかもしれないが...

DENONのDSW−11 12cmウーハーが2発..35Hzからの再生。
下の組み合わせは悪くはないのだが、ツイータがあるためEV205−8Aの個性が消えてしまう。
つまり、あまりメリットを感じない。なら、元のママで良いのでは....その方が万能向けになるし...
で、この組み合わせ、クロス周波数の設定と低音のレベルの問題が微妙すぎなかなか難しいが...
もくろみにカナリ近く、Jazzが生き生きとする。 クラシックやボサノバではチト違うかな?と感じるが...
Jazzは結構良い。欠点はサブウーハーの個性だろうから仕方がないが、低音の明瞭度は今一であるが
スピーカが小さいから小気味良い低音が聞ける。むろん小編成のJazzに限った方が良い。
かなり音楽の好みが狭められるが、その範囲では大きいモノより良い場合が多い。
ボーカルも女性だがクロス周波数を120Hzよりしたであればこもった声に成らない。
ただ、100Hzくらいより下にするとDSW−11とEV205−8Aが別々に鳴る感じがする。
モウチョイEV205−8Aが低音を再生してくれればと思うが...。
クラシックのオーケストラではつながりがどうも不自然になる。また、レベル調整も困難である。
やはりクラシックは低音がしっかりしていないとダメである。
その点Jazzはいい加減というか、アタック優先というかバランスは結構いい加減でもそれなりに聞いてしまう。
ピアノでもJazzの方がのりが良い。ラフマニノフの協奏曲がまとまらない。大体音量が無理がある。
クラシックってダイナミックレンジが広いし音域も広い。
小さい音で聞くなら、何とか聞けるのだが...ピアノがチト安物に鳴ってしまう。
Jazzだと生き生きとするのだが、ベスもブルンブルンとくるし..この差は何なのだろう??
またもや分からんことが増えた感じである。
ま、Jazz専門にすれば良いとは思う..。



SPのアレンジはこれで3回目、
今回はアチコチのSPをブレンド、してみた。
先にやったEV205−8Aを YAMAHAの NS−L1 というショー会場や店内に使うSPにユニットを交換したが、
音質は結構Jazzぽいのだが、低音がどうにもいまいち。
205−8Aの周波数特性は 90−20000(±5dB)だから無理もない。
サブウーハーとも考えたが...。音質が...映画を見る分には問題ないだろうが....と悩んでいたら、
フト、使っていないSP DS-32BmkII の高域ユニットをKenWoodの物に変えた物があるコトを思い出した。
さて、どうアレンジするか....。

で、一番安直な方法をとった。
写真で分かる様にスコーカを外しそこにミノムシクリップで接続。簡単にやめるために...。

カバーをすればあまり気にならないし...。元々、実験的な状況は好きな方だし...。
で結果は...
ツイーターはソフトドームなので能率が悪い。それ故、少々高域が不足気味、中域もNS−L1の中にあるネットワークのために少々不足...
低音は予想外に大きく...。ヤヤしまりがない。
AMPのラウドネスを効かせた感じと言えば分かるかもしれない。
最初、下の方に置いたから床の効果で低音のレベルが高くなったと思い。別のSPの上に乗せたがモウチョイとの感じ、で、バスレフのダクトに
梱包用クッションを詰めた。
結果はヤヤしまり全体のバランスもマアマアになった。
音楽的には、意図と反し、Jazzと言うよりムード音楽向け。
ヘンリー・マンシーニ、マント・バーニ、フランク・プールセル、等は前の Coralの 8TX−70より良い場合が多い。
やや、低音がゴリゴリしているが...。
DS-32BmkII のネットワークそのままなので、
クロスオーバーは 700Hz、5000Hz モウチョイ 205の再生帯域を広げたいきもするが...
その関係も有ってか 205 の個性は半減している。

RCAの Sings は女性ボーカルなので これも 音声がEV 205−8A で鳴るので結構良い。
Oldies も ローリング・ストーン、ナットキング・コール、ビーチ・ボーイズ イインでないの!
ブーミに成らないし、低音はしっかりだし。
さて、クラシックは
ズビーン・メータの ツァラトゥストラはかく語れり は 馬力が有るのはイイが柔らかさが少々足りない感じがする。
クラシック向けではないね。
高域がややノイジーな感じがするので。EV 205−8A の特性とも思う。
小澤征爾のラフマニノフのピアノ協奏曲第一番 は意外とイイ!。ピアノのタッチが EV 205−8A に合うのかもしれない。
今まで、あまりこのCDをきちんと鳴らしてくれる装置がなかったので、半分お蔵入り状態だった。
結構、クラシックの再生は問題が多い。バイオリンのストリングスもスムースだし、音の広がりも満足できるし、ダイナミックスも問題ない。
ということで、このCDをやっと聞く気にさせてくれるSPである。

ちなみに、YAMAHA NS−L1 に交換すると 悪くはないが、なにか物足りない感じがする。ひずみ感はこちらが少ないが...。
KenWoodの CM-5ES だと....音圧も足りないし、なんか、弱々しい感じで、全く合わない。

EV 205−8A の特徴は音の立ち上がり良いがややひずみが多い。ということだと思う。ドライな感じと言うのが当たっている。

AMPは Priが パイオニアの C−73 Main はLUXKIT のA2110 
YAMAHAの CA−1000でもやったが制動不足な感じであった。
これはチト意外だった。
低音の強いのはあとKENWOODの KA−990V だが、手入れしてないので使用に多少不安がるからSUBで使っている。
だが、この KA−990V はどのSPをもしっかりと鳴らしてくれる優れものなのだが...。