大音量をやってみた。

基本的に、分かっているつもりだが、迷いは続く。
今、欲しいのはオーケストラを朗々と聞かせてくれるモノ。

これだけ、SPとAMPが有るから、時に6発パラにして鳴らしてみる。

ホルストの惑星、シェラザードが空間広く鳴るが、クラシックでは朗々と鳴るという方向ではない。

CandyDalfer の Lily was Here
DaveBrubeck の Take Five
Art Blakえy の Cleopatra’s Dream
Walter Wandwrley の Sanba De Bossa
Quincy Jones の Soul Bossa Nova

映画の007シリーズやミッション・インポッシブルのタイトル曲は小さい音だとノラナイ!
はた迷惑な位の大音量!だが、幸いに我が家は多分犬とネコが迷惑していると思うが...。
隣と離れているので...、誰からも文句は来ない。

であるので、これらの曲はある程度大音量で聞きたい...。
で6台で大体だが、ピークで各50W/Ch だから、合計300W/Chとなる。
これが、深夜の1時に....。

DVDだが...
SarahBrightman の Simphony Live in Vienna
Diana Krall の Live in Paris

はAU−9500 で Sansui SP−G88 + JBL 62T をパラドライブで聞く。
なかなかの迫力。
6台のモノよりまとまりがあり、AU−9500 のTrを交換したせいか、メチャ余裕で大音量を
出せる。タダ、JBL 62T が気になるが、変な音に成る前で止めているから...。
多分 100W/Ch ピーク近いのでは...。 負荷が並列だから3オームに成るのに!
この余裕、AU−9500改は恐るべしである。
しかも、立ち上がりが、抜群にスゴイ。他のアンプとは比較にならない。
ただ、改造がいい加減なせいか、残留ハムが少々...。大音量では気にならないが...。
これが、6台とどう違う?
やはり、低音!この迫力は....。
組み合わせは自由に気軽に出来るので、色々やってみるが。ヤハリ、低音ドライブ能力のある
スピーカの組み合わせはスゴイ迫力。
30cm(CP−4510)+31cm(DS-77HR)+32cm(SB−MX7
+32cm(DS-501)+32cm(SP−G88)+27cm(DS-66EX
ここでDS-66EX 27cmだが、Powerが入り、なおかつ立ち上がりが強烈なので...。

20cm級はPowerが入らないから...。パス。 DS−66Z は癖がないので、加わった感覚が無い。
CP−4510も80wMaxなのだが..、聞いているのはピークの事だから問題無い。


何が違うか!
1:低音が体に来る。耳で聞いてない!
2:意外とうるさくない。
3:ライブ会場に居るような...。
4:でも、音楽を聴くという感覚はない。
  脳みそが麻痺しそうである。考える気がどこかに...。
5:意外と重低音の感覚がない。ま、音楽が音楽だから...かも、
6:クラシックだと惑星の火星編がスターウオーズ的で大音量に耐える。

結論から言えば、そんなに何時も聞きたいとは思わない。
何時もは、1w/Chも有ればチト大きすぎかも...と思う位である。
音量と共に思考が弱くなる気がする。

よく聞くボサノバ、女性ボーカルは1W/Chが良い。
巨人の女性はSF映画になるが、シットリ聞きたいと言う感覚から離れる。
サントラの007シリーズ、MIは大きく聞きたくなるが、300W/Chでも足りない、音に飲み込まれたい感覚の音楽だからだ。
つまり、音楽によって聴き方が変わると言うことだ。
良い悪いはまた、別のこととして....。

低音の質も音楽によって要求が異なる。
両極が
1:柔らかで音量のあるモノ、
2:明瞭でバシッと決まるモノ

1:はクラシック系に多い。2:はジャズ系に多い。
が、全部では無いところが難しい。

また、スピーカも両方OKと言えるモノは有るんだろうか??
AMPにしても音量を上げると傾向が出てくる。

ま、規格の最大の半分出来れば1/3位を最大音量の目安で聞けばと思うが..。
これも、先に書いたように300W/Chでも足りないと...。
これ以上は部屋の構造がノイズ発生になりウルサイと言うことで止めているが..。

普段は、意外と小さいモノで聞いている。
ALTEC 205−8A + Sonyの SUBWoofer SA-W30
AU−707でドライブ。

意外とオールマイティ...。
8TX−70+ Tecnics SU-V7A これはイージーリスニング。
高音が嫌みがないから。低音は箱が小さいのと古いので今一締まりはないが、
イージーリスニングはこの方が良い。
最近買ったKEF104 モノだが KenWood KA−990D で
これも イージーリスニング に。
少々重低音がSUB Woofer的につながりの悪さを感じることが意外に多い。
が、聞きやすいので、よく使う。
あとは、気分で...。

AMPの立ち上がりの良さを知る安直な方法はヘッドホーンだと分かった。
VictorのHP−D7これはパワーが入るのでお気に入りである。
ヘッドホーンは出来れば10W位入るヤツが欲しい。が、高級なモノは
500mwが良いとこである。チト不思議である。

HP-D7 主な仕様
感度 106dB/1mW
再生周波数帯域 5Hz〜27,000Hz
インピーダンス 52Ω
最大許容入力(JEITA規格) 1,200mW
コード 3.5m
入力プラグ 24金メッキステレオミニプラグ
質量(コード別) 310g
付属品 24金メッキプラグアダプター

さて、ヘッドホーンのf特からは低音がよく聞こえると思うが意外と...
体に感じないからかもしれない。
スピーカからの音に比べるとかなり違和感がある。

今の若い人は多分、巨大演奏会場で聞いているから、大音量になれているかもしれない。
でも、重低音は出ていないのでは無いだろうか?

テスト信号だと、私は35HZからでないと音として聞いていないようだ、
30Hzから下はスーピカのコーンは前後に激しく動くが感じない。

やはり、口径が32cmの限界か?とも思う。
映画の「大地震」を多分有楽町にあった東京テアトルで経験した体を揺さぶる低音は
難しいのかも...。
スピーカは100cmのモノがスクリーンに4台設置していたと記憶しているが、AMPは1kwのものを
使っていたのだろうか?


私が大音量出しても、お祭りの時の近くの町内公民館での太鼓の練習の音には負ける。
あれほどの音量を出すには、スピーカが100cmでコーンのストロークが前後1cm動く...
当然AMPは1Kw以上必要か?

ま、そんな装置で...何を聞くの???聞いてみたいが、聞く音楽が分からん...。

AUDIO好きのアホな思考である。

ま...、しょうがない....。